恋と仕事を両立！　幸せ女子になる人生設計のコツ・13選

■思い切って「相手を変える」のもアリ

ここまで、結婚相手のためにキャリアを捨てるという選択を例にお話をしてきましたが、その逆の可能性ももちろんあると思います。もしもどうしてもいまの自分の仕事を捨てたくない、という気持ちがあるなら、相手を変える、という手もある、ということです。「え？　彼と別れて別の人ってこと？　ないない！」と思われるかもしれませんが。

実際、私は、付き合っている彼が「仕事をやめて家庭に入ってほしい」というタイプの人だったときに、仕事をやめる覚悟で結婚を考えていたことがあったんです。そのとき、とある人に「彼といることはあまりいい影響を及ぼしていないので、別れたほうがいいのではないか？」と助言されたことがあって、「え？　結婚まで考えている関係なのに、別れるなんてまさか！」って笑っちゃったんですね。そのときは、まったく想像もできなかった。理想的な彼で、夢だった結婚まであと一歩でしたからね。

でもね、最後の最後、いざとなったら、自分がいかに自分の仕事を好きか、思い知っちゃったんです。仕事をなくしたら自分じゃなくなるって。当時の彼も、「そんなに言うなら仕事は続けていいよ」と言ってくれたんですが、それではちがう気がしたんですね。私が求めているのは、仕事をする私のことを好きでいてくれて、心の底から、仕事する私を応援してくれる人だって。

そう考えたら、もし結婚することがあるとしたら、そこだけは譲らないようにしようって思いました。私の仕事を認めてくれる人。私のやりたいことを尊重してサポートしてくれる人。そう考えてイチから探しはじめることにしたんです。

自分が何を大事に思うかは、人それぞれです。でも、大切なのは、どんな選択でも、それを自分自身が自信を持って選択したかどうか、ということだと思うんです。あとから後悔するくらいなら、いまたくさん悩んで、苦しんでも、あとから自分が後悔しない方法を考えたほうがいい。そして、一度選んだのなら、文句を言わないこと。その選んだ方向に向かって、いちばん自分が望む方法を具体的に模索していけばいいんだと思います。

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