マイホーム購入のための貯金計画! ボーナスは全額貯金しないと無理?
花輪 家計の中でずば抜けて金額が増えているものに、保険料(月々2万円)があります。こちらの保障内容は……?
編集部 生命保険が月々1万5,000円、医療保険が月々5,000円で掛け捨てタイプだとか。
花輪 一般的にも、うりみさん同様、出産を機に保険をランクアップする方は少なくありません。ただ、貯蓄性がないタイプだとすると、少々高いですね。もし、保険について調べることが苦にならないならば、ネット生保などを組み合わせると、さらに安くあがると思いますよ。
編集部 食費もトータルの金額は変わらないのですが、産休中は食費3万5,000円、外食費5,000円だったのが、現在は食費・外食費ともに2万円。夫が平日は帰りが遅いため、外食が増えたのと、夫の実家に帰るときも、やはり外食の頻度が高くなるのが原因だそう。
花輪 子どもが小さいうちは手もかかりますし、ある程度、出費がかさむのは仕方ないとしても、夫婦2人で食費4万円はかなり使っているほうだと言えます。「菓子パンが好きなので、毎日1個買って食べる」などの食習慣は健康のためにも見直したいですね。そして、現状、うりみさんの支出に「自分のための出費」「家計」が混ざっている点は考えもの。現状の出費項目・金額を洗い出し、家計を月にいくら使っているのか把握することが、現実的なマネープラン策定への第一歩です。
マイホーム資金を貯めるなら、先取り貯蓄が必須
余ったお金でお金を貯めようと思っても、なかなか貯蓄できないものです。まずは「手取り月収の25~30%」を目安に先取り貯蓄をして、残ったお金で生活してみましょう。極端な節約に走るのではなく、日常の中で無駄なコストをカットし、家計をスリムにしていくのがポイント。現金で使うぶんは1カ月に1回まとめて引き出し、ポーチや財布などを使って予算管理するのもオススメです。(花輪陽子)
※この記事は2013年05月21日に公開されたものです