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専門家 マネープラン

結婚後、仕事をやめてほしいという彼。専業主婦になって大丈夫?

花輪陽子

恋愛、転職、結婚、出産……、さまざまなライフイベントに、マネーの悩みはつきもの。なかなか人には相談しにくいお金とライフプランのお悩みを、編集部が読者に代わり、FP花輪陽子さんにガチンコ相談!

今回の相談者は、付き合っている彼に「結婚したら専業主婦になってほしい」と言われているけれど、将来が心配で決断できずにいるという、ベイさん(26歳)。彼ひとりの収入でもきちんとやりくりすればやっていけるものなのか、それともある程度生活レベルが下がるのは受け入れざるを得ないのか……。気になる結婚の理想と現実に迫ります。(取材・文/島影真奈美)
※ベイさん後編はこちら

「結婚後は仕事をやめてほしい」という彼。専業主婦になったら生活レベルは下がる?

交際約1年半になる彼と、結婚を考えています。彼からは「専業主婦になってほしい」と言われているけれど、将来のことを考えるとなかなか会社を辞める踏ん切りがつかずにいます。今の生活レベルを下げたくないし、せめて夫婦2人でいるうちは働き続けたい。彼にもそう伝えたところ、「そこまで言うなら仕事を続けてもいいけど、定時で上がれる部署に異動するか、パートやアルバイト、派遣などに雇用形態を変えて、できるだけ家にいてほしい」と言われています。本心としては「仕事をやめてほしい」ということのよう。彼のリクエストに応えるべきか、仕事を続けられるように説得し続けるべきか悩んでいます。(ベイ/電機/営業職/26歳)

【ベイさんprofile】実家暮らし。手取り年収400万円、手取り月収20万円。結婚資金として月々5万円を貯金。あまりお金を使わないので、結果的にお金が貯まってしまうタイプで、余った生活費は結婚資金とは別に貯金に回している。現在の貯蓄額は約300万円。お付き合いしている彼もおそらく同じぐらいの年収、貯金があるのではないかと思っているが、詳しく質問したことがないので具体的な数字は不明。

編集部 お付き合いしている彼に「結婚したら専業主婦になってほしい」と言われているという、ベイさん。ご自身はできれば、子どもが生まれるまでは働き続けたいと考えているそうですが、彼は「そこまで言うなら働いてもいいけど……」と渋々OKしているという状況のようです。

花輪 最近の20代カップルは「結婚後も仕事をしたい」「結婚後も働いてほしい」というカップルが増えていて、ベイさんの彼のように男性のほうから専業主婦を希望するケースはちょっと珍しい印象があります。

編集部 彼の年収や貯蓄はきちんと聞いたことがないけれど、おそらく、ベイさんと同じぐらいとのことです。「きちんとやりくりすれば、彼ひとりの収入でもやっていけるだろうけれど……」と、ベイさんは考えているそうですが、実際のところはどうなのでしょう。

花輪 まず、彼の年収や貯蓄額を聞いてみたほうがいいですね。アンケートを取ってみると、けっこう多くの女性が(恋人の年収や貯蓄額を)「知らない」と答えていて驚かされるのですが、結婚するにあたっては、お互いにお金の状況をオープンにできる関係を構築しておくことが大事です。

編集部 なんとなく自分と同じぐらいだろうと思っていたら、ものすごく年収が少なかったり、ぜんぜん貯金がなかったりすることもありうるわけですもんね。

花輪 相手の財布事情を知らずに結婚してしまうと、“結婚後プア”に転落してしまう危険性もはらんでいます。

編集部 ベイさんは「しっかりやりくりすれば、彼ひとりの給料でも何とかやっていける」と考えているようですが、実際にはどうなんでしょう?

【次ページ】専業主婦家庭は「高収入世帯」と「低収入世帯」に二分される

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