お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

シンデレラ症候群とは? 特徴と克服法【チェック項目付き】

大野萌子

シンデレラ症候群を克服する3つの方法

シンデレラ症候群はどのように克服すればいいのでしょうか。また、そもそも克服することはできるものなのなのでしょうか?

ここでは、3つの克服方法をご紹介します。

(1)できないのではなく「しない」を自覚する

まずは、自分が「したくてもできない」と思っていることをできるだけ書き出してみましょう。

「部屋の掃除ができない」「ダイエットを続けることができない」などなど……。ひと通り書き出したら、その文章の文末の「できない」を「しない」に書き換えてみてください。

「部屋の掃除をしない」「ダイエットを続けない」のように、変換したものを見てみると「していないだけ」ということが実感できます。

本当にやろうと思ったことは実行できるもの。どんなに忙しくても、どうしても会いたい人のためには時間は作れます。もし本当に必要ならすぐに実行しましょう。

そうでないものは、頭で考えているほどあなたにとって重要なことではないかもしれません。

自分ができないと思うことを抱えすぎると、自己肯定感は下がる一方。ですから、本当にやるべきことなのか、取捨選択することも必要。

「できない」のではなく「していない」ことを意識することが大切なのです。

(2)幸せは、自分次第ということを認識する

幸せは自分が感じる心であり、人が与えてくれるものではありません。

小さな変化でも喜べる気持ち、気持ちが通じ合うことによって得られる満足感、何かをやりとげた達成感は、誰かに対して「してくれない」と思っているうちは得られません。

そのためには、幸せを人任せにしないこと。好きなことを見つける、スキルアップする、自分で稼ぐことなどを目指しましょう。

高年収の結婚相手を探すのではなく、自分と相手が半分ずつ稼ぐことを考えれば、もっと裕福な暮らしができ、本当の意味でのパートナーになれるはずです。

(3)「自分」を知る

自分のことなのに、よく分からないのが自分です。本当はどう生きたいのか、自分の気持ちに向き合う時間をつくることが不可欠。

他力本願の人は、本来の自分がどうしたいのか分からない場合が多いのです。

それゆえに、周りに遠慮して生きたり、自分ではない自分を演じたりしてきたといえます。自分の気持ちを見ないようにすることにすっかり慣れていて、自分の気持ちに鈍感になってしまっているのです。

まずは見たくない部分も含め、「自分が何を感じ」「どう思っているのか」「本当にやりたいことは何か」と向き合ってみましょう。

充足感に欠けてしまったシンデレラ症候群

シンデレラ症候群の人は、いつも物足りない、満たされていないという気持ちを抱えています。

あるいは、他者からの何かを期待して待っていることも当てはまるでしょう。これはかぼちゃの馬車が来るのを待っている、シンデレラのワンシーンとも重なります。

しかし、シンデレラ症候群であったとしても克服はできます。

今まで自分の気持ちに向き合う時間を持っていなかった方は、ぜひ自分の幸せについて考えてみてください。

自分自身を知ることで、満たされない気持ちから抜け出し、本当に何を求めているのか見えてくるはずです。

(監修:大野萌子 文:ジョーンズ加奈恵)

※画像はイメージです

※この記事は2013年05月19日に公開されたものです

大野萌子

心理カウンセラー
一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士。企業内健康管理室カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ハラスメント、ストレスマネジメントの分野で、防衛省、文部科学省などの官公庁をはじめ、大手企業、大学、介護医療機関で研修を担当。2016年から「生きやすい人間関係を創る」コミュニケーションスキルを1日で学べる「メンタルアップマネージャ資格取得講座」を開催。著書『「かまってちゃん」社員の上手なかまい方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン,2014)。他著書多数。

この著者の記事一覧 

SHARE