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心理テク「後光効果」を利用して自身をアピールするには?

容姿端麗な女性は、何かと得をしているように見えるもの。そこで今回は、美人が得をする法則「後光効果」とその理由について迫ってみましょう。

後光効果とは?

後光効果とは心理的効果のひとつで、ある対象を評価するときに顕著な特徴に引きずられて他の特徴や評価がゆがめられてしまうことを言います。後光とは聖像の光背や光輪を現しており、その人の長所ともとれる部分を強く印象付けることで、全体がよく見えてしまうようになるのです。

容姿端麗な人の場合、外見から受ける印象は強く、さらに性格も良いとなれば欠点はほとんど気づかれにくくなります。そのため同性からもうらやましがられるような得をしていると思われがちなのです。

後光効果を得た美人な女性は、どの程度得をしているか?

後光効果は人の目や関心が多くそそがれる宣伝や広告、営業の面でも大きく影響します。

例えば商品PRのために容姿端麗で人気のある有名人を起用することで、商品自体の印象も良くなり購買意欲を高める効果があります。実際にはその商品に対して高い関心や興味がなくても、イメージキャラクターの後光効果が強くあることで、売れ行きが上がることも少なくありません。

また、何かに困っている女性が2人以上いた場合、後光効果が得られている人に優先的に協力するといったこともあります。困っている内容そのものよりも、見た目で優先順位を判断することは非常に多いのです。

後光効果を利用して自身をアピールするには?

後光効果は外見以外でも利用できます。例えば仕事での電話の応対で、途中の内容がいまいちスムーズでなかったとしても、終わりを丁寧に締めくくることで相手はスッキリとした気持ちになり、途中のやり取りが気にならなくなります。

最近ではインターネットの普及により、外見よりも先に文章力で相手の性格を読み取ることも増えています。この場合は後光効果が外見ではなく文章力になるため、言葉の選び方ひとつで相手に与える印象が異なります。

状況により後光効果となるものは異なってきます。その都度いい印象を与えられるように、何が後光効果になるかを見極めてみましょう。

※この記事は2013年05月19日に公開されたものです

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