西洋占星術資格とは?西洋占星術士資格とホロスコープ鑑定士資格が人気!必要な資格や仕事内容は?
西洋占星術士は、西洋占星術の基礎であるホロスコープを用いて運勢や能力を導きだし、その結果から問題解決や状況改善のためのアドバイスをしていく職業です。そして、そんな西洋占星術士として働いていくことが認められる資格が存在しています。この記事ではそんな西洋占星術士とそれを目指す際に必要な資格について紹介していきます。
西洋占星術士の基本
西洋占星術士になるための資格を見ていく前に、まずは大前提になる西洋占星術の基本と西洋占星術士についての概要を紹介していきます。
西洋占星術とは
西洋占星術とは、宇宙にある数々の天体が地球へ影響を与えていると考える占星術の一種です。その起源は初期メソポタミア文明のバビロニアにあると言われており、当時は自然災害やそれに影響すると考えられた天体の謎を解き明かそうとする研究がなされており(天文学)、その過程で西洋占星術は生まれました。
そこからエジプトやギリシャ、ローマなどの国々に広がり、時代と共に変化していきますが、17世紀頃に天文学と占星術が明確に違うものに分かれたことで、西洋占星術は学問とは別の道に進み始めます。
そして、19世紀頃に起こった近代オカルティズムに占星術も混じっていくことで、西洋占星術は現代で知られるような運勢や性格を見る占いの側面が強くなりました。現在でも西洋占星術には起源である学問として考える人など様々な考え方が派生しているものです。
この記事における西洋占星術及び西洋占星術士は現代の占いとしての占星術になりますが、その根拠には学問的な基礎があり、その過程も学習していくことになります。
ホロスコープとは
占いとしての西洋占星術では天体の巡り方を見ることで、運勢を読み取っていくものですが、その巡り方を見るためにホロスコープと呼ばれる配置図を用います。
ホロスコープとは、ある特定時点における天体のチャートであり、占いにおいては人が生まれた時(生年月日)を始まりとして、生まれた時間と場所といった対象者の情報と合わせながら作成していきます。
つまり、ホロスコープは元々用意されている図ではなく、占う個人ごとに作成するもので、西洋占星術士はこのホロスコープの作成と完成後の読み取りを知識として求められます。
ただ、占いとしての西洋占星術が確立してきた時点ではホロスコープは手書きで作成されていましたが、現代ではパソコンで対象者の情報を入力すれば自動的に算出することも可能です。
ホロスコープの構成要素と三重円
作成されたホロスコープは以下の4つの要素から構成されています。
惑星……冥王星を含む10大天体。
- 黄道十二宮……黄経によって12等分された黄道帯。それぞれの領域をサインと呼ぶ。
- ハウス(室)……対象者の生まれた時点での太陽の位置を基準に黄道を12分割したもの。
- アスペクト(角度・座相)……天体同士の黄経差。
そして、ホロスコープは以下の3つの円を重ねた三重円で描かれます。
- ネイタル(出生図)……三重円の一番中心となる円。生年月日や出生時間、出生場所によって作成され、資質や才能などが読み取れる。
- トランジット(経過図)……ネイタルより一つ外側にある円。対象者の内面や心境が読み取れる。
- プログレス(進行図)……三重円の一番外側にある円。現在運行中の星の配置を表し、対象者がどんな影響を受けやすい状況か読み取れる。
この要素と三重円を基にして、天体との位置関係や角度から対象者の様々な要素を導き出していきます。
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西洋占星術士とは
西洋占星術士とは、上記のホロスコープを作成して、そこから対象者の生まれた時から現在、未来までの天体の動きを基にして、運勢や能力などを読み取り、未来予測ができる人物です。
そして、その結果の中に良くなる可能性があった場合、その実力を発揮できるように考え、反対に悪くなる可能性があれば対抗策を考えて、アドバイスしていくことになります。
一般的に西洋占星術の結果は未来を含めて読み取ることから複数回やっても大きな変化はないと言われています(ホロスコープ作成時に正確な情報が揃っているかが影響します)。だからこそ、結果に対するアドバイスは西洋占星術士にとって読み取る力と同じくらい重要になる部分です。
西洋占星術士は、ホロスコープの作成や読み取り方を理解してできるものですが、その知識が本物であることの証明や、読み取った後のアドバイスに信頼性を持たせるには、資格があった方が説得力を増します。
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西洋占星術士になるために西洋占星術の知識を学ぶ方法とは?
現代では西洋占星術やの基礎や考え方について、書籍やインターネット上で比較的簡単に得られるものですが、西洋占星術士の資格取得になると、より専門的な知識が必要です。
そんな資格取得のための専門的な知識を学ぶには教室・スクールや通信講座を利用することになります。
教室・スクール
西洋占星術の教室・スクールは自身が西洋占星術士となった後に働ける場あり、自宅での開業や地元のカルチャーセンターなどで開催されるものです。
その内容は様々なものがありますが、本格的なものを学ぼうとすると、西洋占星術専門ではなく、占い全般の総合的な教室・スクールの方が多くなっています。また、西洋占星術専門の教室・スクールがあったとしても自宅から通える距離でなければ仕事や家事など他のことで手一杯になり、まともに通えない可能性があります。
自宅から近い場所で開催される場合は西洋占星術士から直々に教えられるというメリットがありますが、遠方で開催される場合は一旦保留にした方が良いかもしれません。
通信講座
通信講座でも西洋占星術専門の教材やカリキュラムを用意しているところもあれば、占い全般をセットにしているところもあります。しかし、通信講座であれば基本的に場所を指定されることはないので、西洋占星術専門の通信講座が最適で、通うための時間や勉強時間も縛られることはありません。
近場に教室・スクールがない人や本業で忙しい人には通信講座がおすすめです。
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西洋占星術士としての職場と仕事内容
資格取得をして西洋占星術士となった場合、占い師やインストラクターとして働く職場はいくつか考えられます。
そんな西洋占星術士としては楽職場ととそこにおける主な仕事内容を見ていきます。
占いサロン
西洋占星術士として職場として最も多いのは占いサロンですが、自分で開業するか、元々あるサロンへ就職するかの選択肢が出てきます。
自分で開業する場合は個人で開業するのか、他の占い師と集まって開業するのかで変わってくるものです。個人経営になると西洋占星術一本で勝負するのも悪いわけではありませんが、様々な占い師が揃っているサロンに比べて物足りなさを感じられる可能性はあります。
一方で、開業の目的が副業や趣味延長線上であれば、自宅等で開催することも考えられるので、どのような道を目指すかはそれぞれの考え方があるでしょう
西洋占星術士の講師としてのセミナー
西洋占星術士になると、必ず占いをしなければならないわけではなく、西洋占星術の知識を広める方向での活躍も可能です。
先に挙げた教室・スクールにおいて、西洋占星術士を目指す人に対する講師となったり、イベントへ参加して、カジュアルに西洋占星術を教える立場になったりと選択肢はあります。
こちらも自宅開催か、場所を借りての開催かで、資金や準備の大変さは異なってくるでしょう。
在宅占い師
自宅で西洋占星術士として働くことは、従来では家に招いて対面しながら座学を行ったり、実践的な指導をしていったりするものでした。
しかし近年では、連絡手段の豊富さやネット上の技術の発展から直接会うこなく、電話・メールのやり取りだけでする鑑定や、リモート通話による鑑定など、完全に在宅で行う占いも出てきています。
副業としての相性がよく、本業や家事をする合間で依頼をこなすといった対応ができるため、西洋占星術士としても候補として有力な選択肢です。
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西洋占星術士はどのような人に向いているか?
西洋占星術を学びたい人は西洋占星術を含む占いに対する興味や、歴史ある考え方を取り入れたいという意思があると思いますが、これは西洋占星術士として前提になる部分です。
それでは実際に西洋占星術士になる場合、どのような人が向いているのかと言われると、人の話を聞くことや人間観察が好きな人が向いているものと言えます。西洋占星術における占いの結果は、ホロスコープから読み取れるものと紹介していますが、西洋占星術士として重要になってくるのは、その結果の良し悪しから続く、相談者とのコミュニケーションです。
占いに来る相談者は、何かしら大小様々の悩みを抱えており、最終的にはその悩みを解決したいと思っていますが、それ以前に悩みを誰かに聞いて貰いたいという感情もあります。
そのため、占いの結果から今ある悩みを言って貰い、それを聞くことも西洋占星術士の仕事の一つなのです。
また、与えられた情報や対面における相談者の状態を窺い、それに合わせてやり取りや会話を進めていくスキルもあると、相談者の悩みへ更に寄り添えることに繋がります。しかし、西洋占星術士になって初めのうちは、ここまで意識するのは難しいという人もいるかもしれません。
ただそういう人でも、相談者に寄り添う気持ちや笑顔にしたい気持ちがあるのなら、西洋占星術士に向いていると言えます。
西洋占星術士の証明になる資格一覧
西洋占星術士としての資格は複数の種類があり、それぞれ発行するところが異なっています。
また、ベースは西洋占星術ですが、内容は少し変わってくるところもあるので、自分の実力や知識の証明として適したものを選ぶ必要があります。
それでは西洋占星術士関連の資格の中で著名なものを3つ紹介していきます。
西洋占星術士資格
西洋占星術士資格は日本占い師協会(JFTA)が発行しており、西洋占星術の歴史や知識を基本を理解し、自分や他人の運勢や本質を占う力を身につけたことを証明する資格です。
様々な占いの資格を発行しているJFTAの資格であり、要項には他人だけではなく、自分についても占えるようになると提示されています。
そのため、占い師としての西洋占星術士を目指す人以外にも趣味の拡張や自分を見つめ直す手段の一つとしてなど幅広い目的で受験されています。
受験資格 |
なし |
受験料 |
10,000円(税込) |
受験申請 |
公式サイトから申込 |
受験方法 |
在宅受験 |
合格基準 |
70%以上の評価 |
試験日程 |
2ヶ月に1回ペースで開催(年度による) |
ホロスコープ鑑定士資格
ホロスコープ鑑定士資格は日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が発行しており、ホロスコープの作成から分析までこなし、深く読み解けることを証明する資格です。
資格としてはホロスコープが大々的に掲げられていますが、ホロスコープは西洋占星術の基礎であり、そこから派生する項目についても学びを進められます。それに加えてホロスコープ作成時に使える技術やテクニックの証明にも最適です。
受験資格 |
なし |
受験料 |
10,000円(税込) |
受験申請 |
公式サイトから申込 |
受験方法 |
在宅受験 |
合格基準 |
70%以上の評価 |
試験日程 |
2ヶ月に1回ペースで開催(年度による) |
ホロスコープリーディングマスター資格
ホロスコープリーディングマスターは一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が発行しており、ネイタル、トランジット、プログレス・ホロスコープのリーディングと相談内容に応じた適切なアドバイス能力を持つことを証明する資格です。
こちらもホロスコープを中心に据えた資格であり、カリキュラムを全て終えることでホロスコープの三重円が読み取れるようになります。
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受験資格 |
協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者 |
受験料 |
5,600円(税込) |
受験申請 |
ホームページの検定試験申込から |
受験方法 |
在宅受験 |
合格基準 |
得点率70%以上 |
試験日程 |
カリキュラム修了後、随時 |
西洋占星術士関連の資格はどれを取得するべきか?
3つの西洋占星術士関連の資格の中でどの資格を取得するか迷ってしまうかもしれませんが、その場合は受験資格を特に必要としない西洋占星術士資格とホロスコープ鑑定士資格をおすすめします。
受験資格を特に必要としないことは教室・スクールや通信講座の選択肢が増えるため、自分に合った教材や環境を整えるのも難しくありません。一方で、時間や金銭に余裕がある人は複数の資格を取得することも考えられます。
総合的な内容にはなっていますが、それぞれが中心とする部分に微妙な違いもあるため、総合的な知識があると証明したい場合は、複数の資格があるのは説得力を強めます。
そんな複数の資格を取得したい人にぴったりな通信講座は「SARAスクールジャパン」と「諒設計アーキテクトラーニング」です。
この二つの通信講座では一つのコース・講座で教材を進めていくことで西洋占星術士資格とホロスコープ鑑定士資格、の両方の試験に対応した知識が得られます。
更にこの二つには協会が認定した特別なコース・講座が用意されており、そのコースの選択によって資格試験が免除され、課題の提出のみで両方の資格が取得できます。
費用を抑えたい場合は通常のコースや講座でも良いのですが、結局は資格試験の受験料を払うことになるので、おすすめは特別なコース・講座です。
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SARAスクールジャパン |
西洋占星術士基本コース |
西洋占星術士プラチナコース |
受講料 |
59,800円 |
79,800円 |
受講期間 |
6ヶ月(最短2ヶ月) |
|
添削回数 |
5回 |
5回+卒業課題1回 |
資格試験 |
公式サイトで各自申込 |
免除(課題提出のみで卒業と同時に西洋占星術士資格とホロスコープ鑑定士資格を取得) |
認定試験受験費用 |
各資格10,000円(税込)※計20,000円 |
免除 |
諒設計アーキテクトラーニング |
西洋占星術基本講座 |
西洋占星術スペシャル講座 |
受講料 |
59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) |
79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 |
6ヶ月(最短2ヶ月) |
|
添削回数 |
5回 |
5回+卒業課題1回 |
資格試験 |
公式サイトで各自申込 |
免除(課題提出のみで卒業と同時に西洋占星術士資格とホロスコープ資格を取得) |
認定試験受験費用 |
各資格10,000円(税込)※計20,000円 |
免除 |
西洋占星術資格を通信講座で取得できる諒設計アーキテクトラーニングはこちら!
通信講座で西洋占星術士を学んで二つの資格を同時取得しよう
西洋占星術士は西洋占星術を用いる占い師として活躍できるものであり、占いサロンやセミナーの開催、在宅占い師など本業から副業まで様々な形態があります。
そんな西洋占星術士としての実力や知識を証明するためには、専門の機関が発行する西洋占星術関連の資格を取得することが推奨されます。その中でも受験資格を特に必要としない西洋占星術士資格とホロスコープ鑑定士資格がおすすめで、この二つの資格の同時取得を目指せる通信講座があります。
西洋占星術士を目指す際、資格取得のための勉強法や教材に迷った場合は「SARAスクールジャパン」や「諒設計アーキテクトラーニング」のコース・講座を検討してみてください。
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