ヨガ資格とは?ヨガインストラクターになるには?ヨガライフセラピスト資格が人気!必要な資格や仕事内容は?
ヨガは幅広い層に人気で、日本におけるヨガ人口は、350万人以上に達すると見込まれています。様々なヨガのスタイルがあり、ヨガインストラクターが求められ、活躍する場所も増えています。
ヨガインストラクターになる為に必要な資格や、仕事内容等を詳しく説明していきます。
ヨガインストラクターとは
ヨガインストラクターとは、ヨガスタジオ、ヨガスクール、スポーツジムなどで、ヨガの正しい実践方法を指導します。
正しいポーズの取り方や、呼吸法、瞑想法など、生徒のレベルに合わせたレッスン内容を考えて指導します。
ヨガの意味とは?
「ヨガ」とはサンスクリット語で、コントロールする、調和をとる、つなぐという意味があります。
呼吸、姿勢、瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐし、心の安定と安らぎを得られます。
ヨガの効果
ヨガには様々な効果があります。
1.柔軟性が高まる
全身の筋肉と、普段あまり使わない筋肉も伸縮させ、柔らかくします。柔軟性が高まる事で、肩こりや腰痛も改善されます。
ヨガには色々なポーズがあるので、運動が苦手な人や高齢者でも始められます。
2.血流改善
ヨガの呼吸法である、腹式呼吸で酸素を大量に取り込む為、血流がスムーズになります。
血流が良くなると、冷えやコリなどの身体の悩みも解消されます。
3.ダイエット効果
全身を使ってポーズをとるので、筋肉が均等に鍛えられ、筋肉量が増えます。
基礎代謝も上がり、脂肪が燃えやすい身体となり、ダイエット効果もあります。
4.自律神経を整え、ホルモンバランスを調整
腹式呼吸で、副交感神経が優位になり、自律神経がコントロールする血流の流れもスムーズになります。
緊張がほぐれる事で、交感神経と副交感神経が交互に活発化されて、自律神経バランスが整います。
その結果、効率的にホルモンバランスを調整できるようになり、心を安定させ眠りも深くなるのです。
5.身体の歪みを矯正
ヨガを継続する事で、インナーマッスルも鍛えられ、歪んだ背骨や骨盤などを筋肉が支えられるようになり、身体の歪みを改善して姿勢を良くする効果もあります。
歪みを矯正する事で、頭痛、肩こり、腰痛も改善します。
ヨガの種類
ヨガには古くから伝わるものから、新しいスタイルのヨガまで、様々な種類があります。
それぞれ難易度や運動量が異なりますが、ポーズは同じ様なものが多いので、肉体的、精神的にも同じ効果が得られます。
・ハタヨガ
ゆっくりとした動きで呼吸に集中しながらポーズを行います。身体の調和を保つ事を目的とした、「元祖ヨガ」と呼ばれているヨガです。
ハタヨガは、自分の体と心に向き合い、ストレスによる自律神経の乱れやバランスを整える事を重視するので、精神的なストレスの緩和やうつ病にも効果があると言われています。
初心者や、運動の苦手な人にもおすすめです。
・アシュタンガヨガ
伝統的ヨガの一つです。
ウジャイ呼吸と呼ばれる胸式呼吸法を使って、動きと呼吸をシンクロさせて行うのが特徴です。
ヨガの経典(ヨーガ・スートラ)に書かれているアシュターンガ(八支則)に則ったスピリチュアルなヨガです。
他のヨガに比べて動きも激しいため、かなりの運動量があり、ダイエット効果が高いですが、勢いでやろうとすると危険なポーズなので、中級者から上級者におすすめです。
・パワーヨガ
アシュタンガヨガをベースに現代人の体型やライフスタイルに合わせ、様々なヨガをミックスしてアレンジした、現代ヨガです。
ハリウッドをはじめ世界中のセレブが取り入れているヨガで、90年代ごろから世界中で人気となっていて、ハリウッドヨガと呼ばれることもあります。
運動量が多いので、身体を動かす事が好きな人や、身体を強化したい人におすすめです。
・陰ヨガ
ポール・グリリー氏によって欧米から広まったヨガです。
アシュタンガヨガやパワーヨガ、ハタヨガなどの「陽ヨガ」に対して、ゆったりした動きと呼吸に重点を置き、リラックス効果が高いヨガです。
一つのポーズに3~5分と長めにホールドするのが特徴で、柔軟性も高まります。
マッサージボールを身体の部位に当てて、筋膜をほぐす事もあります。
ストレスの緩和やリラックス効果、集中力を高めたい人におすすめです。
・ホットヨガ
ホットヨガとは、少し前まではビクラムヨガと呼ばれていた現代ヨガで、ハタヨガから派生したヨガのひとつです。
室温を高めにすることで、身体が温められて柔軟性が高まり、有酸素運動の効果を引き出せるのです。
大量の汗と老廃物の排出を目的としており、デトックス効果もありますが、水分補給をする事が義務付けられています。
運動量は少ないですが、厳しい環境の下でヨガを行うので、全くの初心者は一般的なスタジオでヨガを経験してから行う事がおすすめです。
その他、「マタニティヨガ」や「キッズヨガ」など、対象者を絞ったヨガもあります。
ヨガインストラクターになる為には?
ヨガインストラクターになる為に、特別な資格はありません。しかし、ヨガを実践する為の知識やスキル、指導力が必要です。
ヨガインストラクターになる為には、大きく分けて2通りあります。
1.自らヨガスタジオなどでレッスンを受けて、ヨガのポーズなどを独学で学ぶ。
2.養成スクールや、通信講座で学び、資格を取得する。
効率良く、知識や技術を身に付ける為には、2の方法が確実です。
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ヨガインストラクターの活躍できる場所と、仕事内容とは?
ヨガインストラクターとして活躍できる場所はスタジオ以外にもいくつかあります。
活躍場所や、仕事内容をまとめました!
1.ヨガスタジオ、スポーツジム
ダイエットや健康維持を目的で訪れる生徒の為に、安全にヨガを行える様に指導します。
生徒によってプログラム内容や、難易度の構成などを考えて行います。
2.介護施設、整骨院、整形外科などの医療施設
高齢者の健康維持を目的に、無理のないヨガを行います。また、ヨガのリラックス効果によって健康的で前向きな生活を提供できます。
怪我をした人へのリハビリ目的で行う施設も多いです。
3.フリーランス
フリーで働き、自宅やスタジオを借りてヨガ教室を開いたり、企業や個人宅へ出張レッスンを行います。
この様に、活躍できる場所はたくさんありますが、いずれの場合も即戦力としての実力が必要です。
どの様な働き方でも、「ヨガを教える」という事に変わりはありませんので、未経験からヨガインストラクターを目指す場合は、効率よく技術を身に付ける事が重要でしょう。
ヨガインストラクターの1日のスケジュール
ヨガインストラクターを目指している方は、インストラクターがどの様な1日を過ごしているのか知りたいと思います。
ここではヨガインストラクターの1日のスケジュールを紹介します。
1.スタジオの準備
使用するマットを整えたり、安全にエクササイズが行える様にスタジオ内のチェックをします。特にホットヨガの場合は、温度、湿度管理などが重要です。
お香を炊いたり、照明や音楽の調整を行います。
2.レッスンを行う
1レッスンの指導時間は45分~60分。ウォーミングアップから始まり、グループレッスンや個人レッスン、マタニティヨガやキッズヨガなどその時の状況に応じたレッスン内容にします。
3.プログラム内容や、構成を考える
レッスンの合間には、生徒の習熟度やレベルに対応した内容を考えます。常に新しい情報を取り入れる為にも、専門書等を読んで勉強します。
4.明日の準備やスタッフ間との打合せ
スタジオ内を清掃したり、他のスタッフとの共有事項を確認します。
5.ヨガについて学ぶ
ヨガにはたくさんの種類や歴史がある為、生徒から質問される事も多いです。レッスンの合間や自宅でヨガについて学ぶ時間も必要となります。
※記載されているスケジュールは一例です。
ヨガインストラクターに向いている人とは?
趣味でヨガを続けていて、インストラクターに憧れたり、ヨガ未経験から目指したいと思う人もいるでしょう。
ヨガインストラクターに向いている人についてまとめました。
1.ヨガが好きで、ヨガと向き合える人
ヨガは哲学的なテーマやスピリチュアルな要素も絡む為、ポーズを技術として習得するだけではなく、人間の内面や精神的なテーマなどについて興味を持つ事も大切です。
そして、自分自身がヨガを突き詰めたいという思いがある人や、ヨガが好きで、その魅力を1人でも多くの人に伝えたいという気持ちがある事も重要です。
レッスンを行う以外に、スキルアップの為にも技術や理論を学び続ける必要があるので、何より好きという気持ちが大切でしょう。
2.人と関わる事やコミュニケーションが好き
レッスン中は生徒の身体の状態を観察しながら指導する事が重要です。積極的に声をかけて、アドバイスしたり、うまくコミュニケーションを取る事は円滑なレッスンを行う事に繋がります。
また、人に教える事が好きだったり、指導力も必要です。
3.明るく、前向きで努力家
はつらつとしていて、親しみやすいインストラクターには生徒も多く集まります。
自分の殻に閉じこもるタイプの人は、ヨガをうまく教えられません。
また、生徒が理解できるように、わかりやすい指導を心掛けて、自分自身も、ヨガの古い歴史や、知識を常に学んでいくという、日々のスキルアップや努力が必要です。
レッスン内容のわかりやすさは、ヨガインストラクターやスタジオの評価にも繋がります。
4.体力があり、身体を動かす事が好きで活動的な人
ほぼ1日ヨガレッスンを行い、ハードなポーズを行ったり、スタジオ間を移動したりするので体力は必要です。
また生徒の見本となる様な姿勢、ポーズを取る為にも体型維持を保たなければなりません。
身体を動かす事が好きで、活動的ならば、自分自身の体型維持にも繋がります。
5.人の役に立ちたいと思っている人
心身の健康回復の為にヨガを行う人、健康維持や、リハビリ目的でヨガを始める人、ヨガに全く触れた事がない人など、その人のレベルに応じて、わかりやすくヨガを伝えなければなりません。その為、人の役に立ちたい、生徒のサポートをしたいと考えられる事も大切です。
ヨガインストラクターになる為の資格とは?
ヨガインストラクターになる為に必要な資格はありませんが、国際的に認知度や信頼性の高い認定資格や、国内団体の資格があります。
未経験からヨガインストラクターを目指す場合、ヨガスクールやヨガスタジオに通い、ヨガの練習を続けてから資格を取得し、アシスタントなどで経験を積み、インストラクターになるのが一般的です。
ここでは日本で取得できる資格の特徴をまとめました。
・全米ヨガアライアンス
1990年頃設立された、世界最大規模のヨガの団体「全米ヨガアライアンス協会」が発行。ヨガインストラクターの認定資格として、最も信頼性が高く、ポピュラーな資格です。
世界70ヵ国以上に資格取得者がおり、日本にも認定校があります。
・インド中央政府公認資格
インド中央政府が認定した資格。日本国内では「日本ヨーガ・ニケタン」が認定養成機関として認められています。
ヨガ教師課程終了後は、「ヨガ療法士」の資格取得にも挑戦できるので、ヨガインストラクターよりも更に進んだ深い知識を得られます。
・一般社団法人全日本ヨガ協会(AJYA)
ヨガを理解し、心身の健康法、また教育にも役立てる事を目的としています。
ヨガを通して人と関わり、心の教育もできる指導者を目指し、リハビリの支援活動なども積極的に行っています。
ヨガの思想、呼吸法、瞑想などを含め、1~3級までの難易度で学べます。
・社団法人日本ヨガインストラクター協会(JYIA)
ワンランク上の美容と健康、ストレス解消を目標に、インストラクターの技術の向上と、身体の健康、心の教育を目指して設立された団体です。
ヨガを通して健康的な社会づくりを進める活動を行い、加盟校の普及、医療や福祉現場でのヨガ実践による貢献で、癒しや心の満足の提供を目指します。
JYIAの認定校で、ヨガカレッジカリキュラムを修了後認定された後は、ヨガインストラクターとして活躍できます。
・NPO法人日本YOGA連
ヨガによる健康増進、病気予防、社会的に認知される事や、活動の場を広げる事を目的とし、ボランティア活動や社会貢献活動も行うNPO法人です。
ボランティアアシスタントの育成コースならば、3日間で修了でき、日本YOGA連盟の講師のアシスタントとして、ヨガ指導に関わる事ができます。
ヨガの指導ができるのは「インストラクター」で、7日間の養成講座を修了し、認定試験に合格する必要があります。
・ヨガライフセラピスト
ヨガライフセラピスト資格は、ヨガの専門知識だけではなく、脳派をアルファ波にして心を落ち着かせるヨガを身に付け、ヨガの基礎に加えて、内面的な考えを深められます。日本メディカル心理セラピー協会主催
ヨガや瞑想などを通して、自分の心や身体に意識を向けると、五感が研ぎ澄まされる為、脳内から幸せを感じる物質が分泌され、リラックス効果、健康的な美しい身体と心を得られます。
これらの美ヨガのメソッドを指導し、セラピストとしての側面がより注目されているヨガの指導者と言えます。
・ヨガインストラクターjp
日本インストラクター技術協会の認定資格です。
ヨガインストラクターにおすすめの資格は?
ヨガインストラクターには国家資格などは必要ありませんが、身体や心にアプローチする仕事なので、資格を取得する事で信頼感が増すでしょう。
ヨガインストラクターとして活躍したい方におすすめの資格や、充実した制度で安心して学べる資格講座を紹介します。
「ヨガライフセラピスト認定試験」
日本メディカル心理セラピー協会の資格です。
ヨガライフセラピストとして活動ができる人へ認定される資格で、以下の事を学んでいきます。
・ハタヨガから派生したヨガである、パワーヨガやホットヨガ、アシュタンガヨガ、インテグラルヨガなど、ヨガの種類やチャクラ、瞑想について身に付けられます。
・ヨガの基礎となる、ヨーガスートラやアシュタンガなどについて学び、内なる自分、更には人間とは、という哲学的な所まで考えを深めていきます。
また、資格取得後は、ヨガライフセラピストとして、自宅やカルチャースクールで講師活動ができます。
公式サイト
https://www.domap.net/biyo/yoga/
「ヨガインストラクターjp」
ヨガインストラクターjp資格は、ヨガインストラクターとして、以下の知識を身に付けていると認定される資格です。
・ヨガの語源や代表的な流派、ヨガの歴史、ヨガの効果などヨガの基礎知識からヨガをする上で注意するべきこと、ヨガの呼吸法、ヨガの食事法、朝昼晩のヨガの違い、ヨガで使用するグッズ、ヨガのポーズなどの実践的な知識。
・肩立ちポーズ、三角ポーズ、英雄ポーズなど、30以上のヨガのポーズを習得し、ポーズごとの効果を理解し、身体の悩みに合ったポーズを指導し、アドバイスできる事。
資格取得後は、講師として活動できます。
ヨガに興味がある人、ヨガ教室を開きたい人に人気のある資格です。
公式サイト
https://www.jpinstructor.org/shikaku/yoga/
ヨガインストラクターにおすすめの通信講座は?
「ヨガインストラクターjp資格取得講座」
諒(りょう)設計アーキテクトラーニングのヨガインストラクターjpW資格取得通信講座は、自宅で課題を提出するだけで、最短2ヵ月で、次の二つの資格を取得できます。
諒設計アーキテクトラーニング通信講座カリキュラムは、
・1日30分程度の学習でOK!
・初心者でも、約6ヶ月で資格講座を学べます。
・最短2ヵ月でヨガインストラクターjp資格を取得可能です。
更に、諒設計アーキテクトラーニング通信講座限定で、各協会が指定するスペシャル講座を受講可能です!
スペシャル講座とは?
添削課題を全てクリアした後、卒業課題を提出する事と試験免除で2資格が講座卒業と同時に認定されます。
すぐにでも資格を取得したい方や、確実に資格取得をしたい方におすすめの講座です。
ヨガ資格を通信講座で取得できる諒設計アーキテクトラーニングはこちら!
「ヨガ資格取得講座」
SARAスクールジャパンのヨガ資格取得講座は、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)、日本インストラクター技術協会(JIA)に認定された講座です。
「ヨガライフセラピスト資格」と「ヨガインストラクターjp資格」の2つの資格を取得できます。
また、選べる2つのコースがあります。
基本コース
・基本コースで学習して、各種資格協会へ試験申し込みをし、受験します。
・資格試験料金は別途必要ですが、初期投資は安価に抑えられます。
プラチナコース
・プラチナコースを受講し、課題を提出するだけで在宅で卒業時に2資格が認定授与されます。
・資格試験料金、資格試験対策の学習は一切必要ありません。
短期間で確実にヨガの資格を取得できます。
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