お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

パーソナルトレーナーに資格は必須?仕事内容からおすすめの講座までご紹介

パーソナルトレーナーは、資格がなくても働ける職種です。
しかし、ジムなどに就職する場合は資格を取得している方が有利になるかもしれません。
資格取得を必須としているジムもあるため、取得して損はないでしょう。

パーソナルトレーナー資格取得の通信講座はこちら

パーソナルトレーナーの資格を取得すれば、ジム以外にオンラインレッスンを開講したりプロスポーツチームで活躍したりすることもできます。

この記事では、パーソナルトレーナーとしての活躍したい方のために、パーソナルトレーナーの仕事内容から資格取得におすすめの講座までご紹介します。

筋トレインストラクター資格について

パーソナルトレーナーとしての経験がない方も、今後のキャリアプランについて考えている方も、ぜひ参考にしてください。

パーソナルトレーナー資格取得の通信講座はこちら

1.パーソナルトレーナーとは?

パーソナルトレーナーとは、フィットネスジムやパーソナルジムなどで、グループあるいはマンツーマンでトレーニングをサポートする人のことです。
一人ひとりの希望に応じてメニューを作成し、目的や体質・食生活に合わせて適切にトレーニングをサポートしたり栄養について指導したりします。

トレーニングサポーター資格について

1-1.パーソナルトレーナーに必要な知識は?

パーソナルトレーナーはトレーニングのサポートと栄養について指導するため、解剖学や運動生理学、栄養学など幅広い知識が必要です。

また、カウンセリングからトレーニング方法まで提案する必要があるため、傾聴力や提案力も重要になります。
そのほか、トレーニングで使用する器具に関する知識も必要です。

1-2.パーソナルトレーナーに資格は絶対必要?

パーソナルトレーナーの民間資格はいくつかありますが、絶対に必要ではありません。

ただし、資格を取得していれば就職活動で有利になるため、できれば取得した方がよいでしょう。
なお、採用には資格取得を必須としているジムもあります。

2.パーソナルトレーナーの仕事内容

パーソナルトレーナーの仕事といえば、一緒にトレーニングしたり食事内容を指導したりするイメージが強いでしょう。
しかし、トレーニングのサポートと栄養指導だけがパーソナルトレーナーの仕事ではありません。

ジム内の清掃・器具の点検はもちろん、トレーニング内容を提案するためのカウンセリングや、チラシの配布、SNSの更新など集客活動も仕事内容の一つです。

2-1.トレーニング方法の提案と指導

パーソナルトレーナーは、利用希望者をカウンセリングした後にトレーニング方法を提案します。

このとき、どのトレーニングがどのような結果に繋がるのかを説明し、無理のない範囲で実行できるよう解説して提案する能力が必要です。
解説・提案能力がなければ、新規顧客の獲得に繋がらないからです。

2-2.栄養指導

トレーニングのサポートだけでなく、栄養指導も仕事の一つです。
特に、パーソナルトレーナーは個人に合わせて指導する必要があるため、画一的な考え方ではなく柔軟な考え方と対応力が必要になります。

例えば、筋肉をつけたい人とボディメイクしたい人では目的が異なるため、理想のスタイルに合った適切な指導が重要です。

2-3.ジム内の清掃・器具の点検

トレーニングのサポートと栄養指導だけでなく、ジムに所属するパーソナルトレーナーであれば清掃や器具の点検も仕事の一つ。

ジム内の清掃と器具の点検は利用者の安全を守るために、必ずしなくてはいけない仕事です。

2-4.カウンセリング

トレーニングの目的を明確にするために、カウンセリングが必要です。
カウンセリングでは、利用者の悩みや将来どのような姿になりたいかなどを聞き出します。

このときは、利用者が話しやすいよう聞き上手になることが大切です。
話している途中で口を挟むと、話題がずれてしまったり「この人は話を聞いてくれない」という印象を持たれてしまったりします。

そのため、カウンセリング中はやさしく相槌をうち、話が終わるまで静かに聞くことが重要です。

2-5.集客活動

ジム所属のパーソナルトレーナーも、個人でパーソナルトレーナーとして活躍する人も、集客活動も大切な仕事です。
例えばチラシの作成や配布、SNSの更新などがあげられます。

チラシの作成といっても、デザインデータを1から作成するわけではありません。
掲載内容やイメージをある程度固めたうえで、印刷会社などに作成を依頼します。

SNSの更新はFacebook、LINE、Instagramなどです。
最近では正しいトレーニング方法を伝えるために、YouTubeなどで動画を配信されているトレーナーさんも少なくありません。

3.パーソナルトレーナーの資格とは?

パーソナルトレーナーの民間資格はいくつかありますが、どれもインストラクターに必要な知識が身についている人が取得できるものです。
資格試験では筋トレに関する基本的な知識から、実践的なトレーニング方法について問われます。

パーソナルトレーナーの資格は、受験資格なしで在宅受験できるものもあります。

しかし、認定教育カリキュラムの修了、実務経験1年以上、トレーニングに関する専門学校、短大、4年制大学卒業など、細かく条件が決まっている資格もあるため、勉強を始める前に必ず受験資格を確認してください。

4.パーソナルトレーナー資格の活かし方とは?

パーソナルトレーナーの資格を取得した場合、活かせる仕事について解説します。

多くの場合、ジムのトレーナーとして活動するのが多い傾向です。
その他には医療現場で働いたり、栄養管理の現場で働いたりする道もあります。

4-1.トレーナーとしてジムに就職する

フィットネスジムやパーソナルジムに就職した場合、ジムのスポーツトレーナーやパーソナルトレーナーとして活躍できます。
ジムによっては資格必須のケースもあるため、資格を取得していると就職活動しやすいでしょう。

ジム以外であれば、実業団やプロスポーツチームの専属トレーナーとして活躍している人もいるようです。
試合に向けてトレーニング内容を考えたり、選手のコンディションを調整したり、けがの予防・食事指導など、最高のパフォーマンスが発揮できるようトータルで選手をサポートしたりします。

4-2.オンラインスクールの講師を勤める

パーソナルトレーナーとして経験が長いのであれば、開業して個人でオンラインレッスンを提供することも可能です。
資格を取得していれば、宣伝時に有利になります。

4-3.医療の現場で働く

リハビリテーションの一環として、医療現場でスポーツが取り入れられることもあります。
スポーツ選手の復帰に特化した病院などは運動療法を取り入れていることも多く、パーソナルトレーナーの求人が出ていることもあるようです。

ただし、病院側と連携してトレーニングをサポートする必要があるため、医学の知識を持っていると有利です。
病院によっては、理学療法士など医療系国家資格が必須であるケースもあります。

4-4.栄養管理の現場で働く

パーソナルジムで食事指導する場合、栄養に関する知識やスキルを活かして、健康的かつ筋力アップできるようサポートすることも可能です。
例えばフリーランスとなり、ダイエットや健康維持を目指す人に向けて栄養指導やアドバイスすることもできます。

5.パーソナルトレーナーの代表的な資格

パーソナルトレーナーの代表的な資格には、筋トレインストラクター(スポーツトレーナー資格)、トレーニングサポーター、NESTA-PFT、JATI-ATIの4つがあります。

筋トレインストラクター(スポーツトレーナー資格)とトレーニングサポーターは、受験資格がなく在宅受験できます。
そのため、初めてパーソナルトレーナーの資格を取得する人におすすめです。

5-1.筋トレインストラクター(スポーツトレーナー資格)

筋トレインストラクター(スポーツトレーナー資格)は、日本インストラクター技術協会が主催する民間資格です。
受験資格は特になく、だれでも受験できます。

資格を取得すれば、筋トレインストラクターとして筋力トレーニングに関する基本的な知識を有していることが認定されます。

<資格試験の概要>
・筋トレの起源と歴史
・パフォーマンスアップのためにバランスよく筋トレする重要性
・腹筋を鍛えるクランチとドローインの効果と方法
・自宅で背筋を鍛えるバックエクステンションの方法と注意点
・下腹部を引き締めるレッグレイズの効果を最大限に発揮する方法とポイント
・筋トレの効果を最大限に発揮する超回復と分割法の実践方法
など

受験資格 特になし
受験料 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

5-2.トレーニングサポーター

トレーニングサポーターは、日本生活環境支援協会が主催する民間資格です。
受験資格は特にありません。

資格を取得すれば、トレーニングサポーターとして筋力トレーニングの基礎知識があることを認定されます。

<資格試験の概要>
・トレーニング道具の使い方
・トレーニングに適した食品やトレーニング前後の食事
・プロテインの選び方
・トレーニングに適したストレッチについてその方法と食事についての知識

受験資格 特になし
受験料 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

5-3.NESTA-PFT

NESTA-PFTは、NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が認定する民間資格です。
トレーニングの基礎を学べるため、パーソナルトレーナー初心者向けの登竜門的資格となっています。

合格基準は80%以上ですが、約過半数が試験に落ちると言われており、難易度は低くありません。
しかし、公式テキストを勉強すれば合格できる難易度となっているため、テキストを使った勉強がかなり重要だといえます。

受験資格 (1)NESTAJAPAN(あるいは医学映像教育センター)にてPFTテキストを購入済みである
(2)日本国籍または日本での就労可能な在留資格がある
(3)満18歳以上で高等学校卒業以上、高等学校卒業程度認定試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者

※パーソナルトレーナーやスポーツトレーナーとしての実務経験が1年以上ある場合や、トレーニングに関する専門学校、短大、4年制大学を卒業している場合は受験資格が与えられる。
受験料 ダイレクトコース(講座受講なし。実務経験や指定の学部卒業者限定):72,500円
ロングゼミコース:9,600円
ショートゼミコース:48,000円
WEBコース:107,500円
受験申請 事前講習受講後そのまま受験
合格基準 80%以上
試験日程 随時

5-4. JATI-ATI

JATI-ATIは、日本トレーニング指導者協会が主催する民間資格です。
実務試験がなく、公式テキストを読み込むことで合格に近づきます。

認定を受けると採用時に優遇されることがあるため、取得して損はない資格です。
例えば国立スポーツ科学センターのトレーニング指導員の採用試験を受けるには、JATI-ATIの取得が必須となっています。

受験資格 (1)JATI正会員である
(2)養成講習会に参加し自己学習課題を提出する
(3)認定試験を受けて合格する

※JATIが定める資格の取得者や過去に不合格となった場合、養成講習会や自己学習課題の提出が免除されることがある。
受験料 157,400円(入会費込み)
受験申請 一般科目と専門科目の合格後認定資格が授与
合格率 50~70%
試験日程 8月:養成講習会
10月:第1回全国共通トレーニング指導者認定試験
12月~2月:第2回トレーニング指導者認定試験
3月:第3回全国共通トレーニング指導者認定試験

※開催月は前後する可能性あり

6.パーソナルトレーナーの資格取得におすすめの講座

「どの資格を取得すればよいかわからない」
「初心者向けの資格を取りたい」

このようにお考えの方のために、初心者が資格取得を目指すおすすめの講座を解説します。

6-1.筋トレ講座|SARAスクールジャパン

1つ目はSARAスクールジャパン主催の筋トレ講座です。
講座の受講で、筋トレインストラクター資格とトレーニングサポーター資格の両方が取得できます。

練習問題から疑似問題まであるため、課題テストは理解を深めながらできることが特徴です。
基礎的な部分を強化できるため、初心者には特におすすめです。

講座名 基本コース スペシャルコース
受講料 59,800円 79,800円
受講期間 6カ月(短期集中で2カ月) 6カ月(短期集中で2カ月)
添削 5回 5回+卒業課題1回
特徴 試験対策コース
資格試験は別途申込が必要
卒業課題提出で資格が取得できるお得なコース

6-2.筋トレインストラクターW資格取得講座|諒設計アーキテクトラーニング

2つ目は諒設計アーキテクトラーニングの筋トレインストラクターW資格取得講座です。
こちらの講座も、筋トレインストラクターとトレーニングサポーターの資格が同時に取得できます。

各資格協会認定教材を使用するため、自宅にいながら在宅で検定試験を受けることができます。
そのため、資格試験を受験するための時間がない方に特におすすめです。

また、スペシャル講座を受講すれば卒業課題を提出すると試験免除で両方の資格が取得できます。

講座名 基本講座 スペシャル講座
受講料 59,800円 79,800円
受講期間 6カ月(短期集中で2カ月) 6カ月(短期集中で2カ月)
添削 5回 5回+卒業課題1回
特徴 試験対策コース
資格試験は別途申込が必要
卒業課題提出で資格が取得できるお得なコース

7.まとめ

パーソナルトレーナーの仕事内容やおすすめの資格についてご紹介しました。

パーソナルトレーナーの資格を取得すれば、フィットネスジムやスポーツジムなどでパーソナルトレーナーとして働くことはもちろん、プロスポーツチームや医療の現場で活躍することもできます。

また、個人で開業すればオンラインでトレーニング指導することもできるため、時間や場所にとらわれない働き方をすることも可能です。

パーソナルトレーナーとして活躍したいと考えているのであれば、資格の取得がおすすめです。
ジムによっては、特定の資格を取得していることを条件としていることもあります。

パーソナルトレーナーの資格をまだ持っていない人は、初心者向けの資格から始めるとよいでしょう。

例えば筋トレインストラクターや、トレーニングサポーターの資格です。
取得すればどちらも「筋力トレーニングに関する基礎知識があること」が認定されるため、採用されやすくなります。

また、個人でパーソナルトレーナーとして活躍する場合も資格取得がおすすめです。
SNSのプロフィールやチラシに所有資格を掲載すれば、集客効果が高まります。

パーソナルトレーナーとして活躍したい人は、記事内でご紹介した資格の取得を目指してみてはいかがでしょうか。

SHARE