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男はつらいよ!? 「男はこう」と決めつけられて腹が立ったとき4選

ファナティック

男性には、古くからの「日本男児」像を押しつけられて困ってしまうことがあります。女性へのさまざまな発言については、セクハラだとか平等をとか言われるようになってきましたが、男性は人知れず怒りを感じていることも多いもの。今回はそんな男性の、「男はこう」と決め付けられて腹が立った瞬間について聞いてみました。

食事をおごるべきと思われている

・「『男がお金を出すものだ』と言われた」(37歳/電機/技術職)

・「デートで男が支払うという固定概念というセクハラ」(36歳/その他/その他)

やっぱりデートの支払いについては、「男性がおごるべき」と思ってしまっている女性もいますよね。女性も本心では「おごってくれたらうれしい」とか「本気度を感じる」という程度の気持ちだったとしても、プライドのせいで少しオーバーめに言ってしまうことだってあるんですよね。でも、これは女性側も考え方を少しずつ変えた方がいいのかもしれません。実際、もし結婚してパートナーになったとしたら、おごりグセのあるダンナなんて嫌じゃないですか? ただの浪費家ですもんね。

男は強いものと思われている

・「力仕事や体力仕事は男の仕事だと決めつけられていること」(34歳/その他/その他)

・「『男なんだからしっかりして』みたいなことを言われて腹が立った」(29歳/医療・福祉/販売職・サービス系)

・「スポーツで失敗したとき、このくらいの運動は男ならできて当たり前だという態度を取られたとき」(28歳/運輸・倉庫/その他)

体力的に強くなかったり、精神的にタフじゃない男性も多いもんです。むしろ、それを兼ね備えた男性の方が珍しいのではないでしょうか。みんな本心では自分の弱さをわかっていて、表面的にそれを見せないように虚勢をはっているだけかもしれません。そう考えると、変にプライドが高くなくて、正直に自分の弱さを認める男性こそ、ある意味では男らしいと言えないでしょうか。「男らしくないねー」と何気なく言ってしまっている女性は、考えを改めたほうがいいかもしれません。

男が家計の責任を持つ

・「1円でも多く稼ぐ人に価値がある、という考え方」(34歳/その他/クリエイティブ職)

・「『ちゃんと働け』と言われて腹が立った」(29歳/その他/その他)

高度経済成長期の日本では、「男が稼いで、女が家事をする」という家族の形が一般的でした。その頃の名残のせいで、今も「男が家計全体を支えるくらい稼ぐべき」という考え方がまだまだ残っています。男性も、「家計を支えられるくらいの収入がないと、結婚できない」と考えること、ありますよね。しかし現代では、男女が協力して稼いでいかないと、生きていくのが厳しい時代になっています。女性も、人任せな発言をうっかりしてしまっていないか、振り返ってみましょう。

まだまだある、世間的な風潮

・「内面を見ず顔だけで女性を選ぶと言われたとき」(35歳/建設・土木/技術職)

・「運転が得意で当たり前みたいなとき」(38歳/その他/技術職)

・「男は徹夜を含む長時間残業をさせても構わないという風潮」(39歳/情報・IT/技術職)

・「職業(主夫)と履歴書に書けない」(24歳/その他/その他)

男性は、女性に負けず劣らずたくさんの固定観念と闘っているようです。確かに、統計的には正しい事実も含まれているでしょうけれども、それがすべての個人にあてはまるわけではありません。風潮を追い風にして人を批判するのはやめましょう。あくまで、「その人」がどうなのか、「私にとっては」どうなのかを見つめることが大切です。こうした行動ひとつひとつが、さまざまな差別をなくしていくことにつながります。

まとめ

いかがでしょうか。女性からすると、耳の痛い話もあったかもしれません。しかし、女性だって「いつも身なりをキレイにして、礼儀正しく、男を立てろ」と決めつけられたら傷つきますよね。男性も同じことなのです。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ(2015年12月にWebアンケート。有効回答数411件。22~39歳の社会人男性)

※この記事は2016年01月05日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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