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「パパモ」「ヘモ」って何? 知ってビックリな「業界用語」の意味

仕事・恋愛・ライフスタイルなど、「まわりの女子の実態はどうなの?」に迫ったコラムです。働く女子だからこそ気になっているあんなコトやこんなコトを毎日配信中!

働く女子たちの業種はかなり多種多様。その業界ならではの専門用語もさまざまです。働く女子のみなさんに、他業種の人は知らないだろうなぁと思う、「ちょっとおもしろい専門用語」を聞きました。

パパモ

「ウエディング業界で、新郎新婦のお父様が着るモーニングのことを略して『パパモ』と呼んだりします。初めて知ったときは『かわいい言葉!』と思いました(笑)」(29歳/ウエディング)

お父様=パパと変換して、「パパモ」。かわいいうえに、かなり短縮されて言いやすそう! うまく考えられた略語ですね。

ヘモ

「医学用語はドイツ語の単語を略して呼んだりするので不思議な響きのものが多いかも。たとえば痔のことを『ヘモ』と呼んだりするのですが、友人が気に入って『最近切れヘモが痛くてー』と使いこなしています(笑)」(30歳/医師)

「痔」と口に出すのは恥ずかしいけれど、「ヘモ」なら響きもかわいいので人前で抵抗なく言えちゃうかも!? ただし医療業界の人に聞かれたら恥ずかしいので気をつけて!

ショタレ

「書店員しか使わない用語だと思いますが、汚れや破損などで返品不能になった本のことを『ショタレ』と言います」(30歳/小売り)

今後、書店で耳を澄ませていれば、書店員同士の会話が理解できちゃうかもしれません。

いじめる、殺す、はめ殺し

「建築業界は『いじめる』(部材が収まらないときに、削るなどして修正すること)、『殺す』(不要になったものを処理すること)、『はめ殺し』(開かない窓を作ること)などちょっとこわい業界用語が多いんです。最初は違和感がありましたが、今は普通に使いこなしています」(28歳/建築)

なかなか衝撃的な用語なので、社外で使う際はまわりを気にした方がいいかも!?

ゲラ

「出版業界では、本番と同じ紙に刷った印刷見本のことを『ゲラ』と言います。まったく別業界の友人と話しているときに、ついつい『それで、ゲラを見たらね』と何気なく話していたら、『は?』と不思議そうな顔をされました」(25歳/出版)

出版業界では一般的な用語ですが、他業種の人からしたら、笑い上戸の人のことを言う「ゲラ」を思い浮かべてしまうかも!?

どんでん

「ホテルの宴会場などで、セッティングをまるまる入れ替えることを『どんでん』と言います。お客さんが入れ替わるときに使います」(29歳/ホテル)

「どんでん急いでー!」などと言うと、意味はわからなくても慌ただしい現場が想像できますね……。

新入社員のころは、先輩社員が口走っている言葉の意味がわからず、頭の上に「?」マークが点滅していたものですが、気づけば自分も業界用語をバンバン使っているものですよね。他業種の専門用語はあまり使う機会がないかもしれませんが、意味を知っているだけでもちょっと得した気分になります。あなたは、普段職場でどんな業界用語を使っていますか?

(鈴木夏希+プレスラボ)

※この記事は2014年03月10日に公開されたものです

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