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「取り組んで参ります」の意味とは? 使い方も解説(例文つき)

にほんご倶楽部

「取り組んで参ります」の言い換え表現

「取り組んで参ります」は便利な表現ですが、何度も使うとくどい印象を与えてしまいます。そこで、ここでは「取り組んで参ります」と似た意味を持つ言い換え表現を紹介します。

(1)「努めてまいります」

「努める」とは、「精を出して仕事をする。努力して事を行う(出典:『デジタル大辞泉』小学館)」という意味。「全力で事にあたる」を意味する「取り組む」と似たニュアンスを持ちます。

そのため、「取り組んで参ります」は「努めてまいります」と言い換えることが可能です。

(2)「精進してまいります」

「精進」には、「一つのことに精神を集中して励むこと。一生懸命に努力すること(出典:『デジタル大辞泉』小学館)」という意味があります。

「精進してまいります」は、新しいことや大きなことに取り組む際の決意表明として使われることが多いフレーズです。

(3)「身を入れてまいります」

「身を入れる」には、「一生懸命する」という意味があります。

集中して取り組もうという気持ちを表したい時、「取り組んで参ります」の代わりに「身を入れてまいります」も使えます。

「取り組んで参ります」は決意表明に使える言葉

「取り組んで参ります」は、重要な役割を任された時や企業の方針を示す時などに使える言葉。「一生懸命やっていく」という前向きな気持ちを表現できます。

ただし、何に取り組むのか具体的に示さないで「取り組んで参ります」だけ使うと、言いたいことが伝わりにくい文章になってしまいます。

どのようなことに取り組むのか明確に示した上で「取り組んで参ります」を使い、相手にとって分かりやすい表現となるよう意識しましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年11月22日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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