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「過分なお心遣い」の意味や使い方は? 例文や類語・言い換え表現を解説

にほんご倶楽部

「過分なお心遣い」の言い換え表現

それでは次に言い換え表現について見ていきましょう。

ここでは日常使いが難しい「過分な」にスポットを当てて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

「身に余る」

「身に余る」には「身分不相応である」という意味があります。

「過分」とほとんど意味は変わりませんが、「身に余る」の方が一般的に浸透しており、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

例えば「身に余るお言葉、ありがとうございます」のように使用します。こちらの方が「過分な」よりも汎用性が高く、使いやすいです。

「分不相応(ぶんぶそうおう)な」

「分不相応な」は、「身分や能力にふさわしくないこと・釣り合っていないこと」という意味があります。

謙遜表現である「過分な」と近しい意味があり、類語として使うことが可能です。

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「過分なお心遣い」は目上の人に感謝を伝える言葉

「過分なお心遣い」は、自分の持つ能力よりも高い評価を受けたことに対して、お礼を伝える際に使います。

しかし、使う状況や相手をしっかり見極める必要がある、少し難しい言葉でもありますね。しっかりと使いこなすことで、相手に失礼なく気持ちを伝えることが可能です。ぜひみなさんもマスターしてビジネスシーンで役立ててくださいね。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年10月14日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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