「過分なお心遣い」の意味や使い方は? 例文や類語・言い換え表現を解説
「過分なお心遣い」の使い方(例文付き)
「過分な心遣い」は「ありがとうございます」などの文章を追加することで、会話内で使うことができます。
しかし「過分な」は基本的に口語で使われることが少ないため、ビジネスメールや手紙などの文章で伝える時に使用しましょう。
また「お心遣い」は、相手からお祝いとしてもらった「金品」を指すこともあります。
相手からの配慮に感謝する場合
目上の人が自分にはもったいないくらいの配慮をしてくれた時、感謝を伝えるために使うことができます。ただ「ありがとうございます」と伝えるよりも、丁寧で心がこもった印象を与えることができますね。
先述の通り、「お心遣い」には「相手の気持ち自体」に感謝するニュアンスがあります。
例えば、「高い評価をしてもらった」「取引先に自社を褒めてもらった」「管轄外の部分まで心配してくれた」のような時にも、このフレーズを使って伝えることができますよ。
例文
・過分なお心遣い、誠にありがとうございます。
・御社の過分なお心遣いに恐縮いたします。
金品をもらったことへのお礼を伝える場合
次に紹介するのが「何らかのお祝いで金品をいただいた時」に使用する場合の例文です。
日本では「お金」という言葉が使いにくいとされる場面が多く、金品のことを「心遣い」と表すことがあります。それによって、ストレートな表現を避けて伝えられるのです。
ビジネスシーンやフォーマルなシーンではよく使われますので、覚えておくといいですね。
例文
・過分なお心遣いをいただき、誠にありがとうございます。
・この度は、過分なお心遣いに心から感謝いたします。
▶次のページでは、「過分なお心遣い」を使う時の注意点を紹介します。