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「道中お気をつけて」の意味や使い方は? 例文・敬語の言い換え表現

にほんご倶楽部

「道中お気をつけて」の言い換え表現

移動する距離が近い場合などに「道中お気をつけて」を使うのは、少し大げさな気がします。そのような時のためにも、言い換え表現を覚えて使えるようにしておきましょう。

「お待ち申し上げます」

「お待ち申し上げます」は、相手に対して「あなたが来るのを待っています」と伝えるフレーズです。

また、目上の人でも関係が近しい場合には「お待ちしております」と言い換えることができます。相手との関係性などによって「お待ち申し上げます」と「お待ちしております」を使い分けるようにすると良いでしょう。

さらに「お待ちしております」の前に「心より」を付けて「お越しいただくのを心よりお待ち申し上げます」とすると、より待ち望む気持ちを表現した言葉になります。

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「お足元にお気をつけて」

「道中お気をつけて」の「道中」を「お足元に」に言い換えることもできます。

このフレーズは、雨や雪などで道路の状況が悪い場合に適しています。「本日はあいにくの雨ですが、お足元にお気をつけてお越しください」などと表現できます。

また「道中」と組み合わせて「道中お足元にお気をつけて行ってらっしゃいませ」と表現することもできます。

雨や雪などの天気が良くない日には、言い換え表現として「お足元にお気をつけて」というフレーズを覚えておきましょう。

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「道中お気をつけて」は相手が出掛ける時の心配りとして使える言葉

「道中お気をつけて」は、目上の人に対しても使える丁寧な表現です。「用心してください」や「注意してください」などの意味があります。

しかし「道中お気をつけて」だけでは敬語表現としては不十分なので、「道中お気をつけていってらっしゃいませ」などの言葉を添えることが大切です。

ビジネスシーンでは、出張先に向かう上司や来社した取引先などに対してよく使う表現なので、正しい意味や言い換え表現を覚えて準備をしておきましょう。

(にほんご倶楽部)

※画像はイメージです

※この記事は2023年10月11日に公開されたものです

にほんご倶楽部 (敬語・ビジネス用語専門編集プロダクション)

いつも使っているけれど間違った認識も多い「敬語」や「ビジネス用語」。人にはなかなか聞けない常識から応用編まで、日本語に関する情報を発信。

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