「道中お気をつけて」の意味や使い方は? 例文・敬語の言い換え表現
「道中お気をつけて」の使い方と例文
「道中お気をつけて」は、出かける相手を送り出す時に使う丁寧な表現ですが、先述の通り、目上の人に対しての敬語としては不十分なので、丁寧な表現に言い換えて使うことを心がけましょう。
スムーズに使いこなせるよう、次に紹介する例文を参考にしてみてください。
相手が出発する時の例文
ビジネスシーンで「道中お気をつけて」は、相手がどこかに向かって出発するシーンや、来客を見送るシーンでも使用できる表現です。
ただし「道中お気をつけて」だけでは、上司や目上の人に対する言葉としては不十分なので「いってらっしゃいませ」などの言葉を付け加えるようにしましょう。
例文
・明日から海外出張に行かれるとうかがいました。道中お気をつけていってらっしゃいませ。
・本日は、雨の中お越しいただきありがとうございました。道中お気をつけてお帰りくださいませ。
相手に来てもらう時の例文
「道中お気をつけて」は、顧客や取引先に自分の元へ来てもらう場合にも使うことができる表現です。
例えば、会社やイベント会場まで来てもらう場合に「道中お気をつけてお越しください」などの言葉を付け加えることで、きちんとした敬語表現として活用できます。
例文
・ご足労おかけしますが、道中お気をつけてお越しくださいませ。
・それでは、○月○日の14時に弊社にてお待ちしております。道中お気をつけてお越しください。
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