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寅の日とは? やってはいけないことを紹介【2023年&2024年の寅の日一覧付き】

朝谷のも

寅の日とは、12日に1回の周期で訪れる吉日。そんな日にやるといいことは何なのでしょうか。この記事では、寅の日の意味や由来、やってはいけないこと、おすすめの過ごし方について解説します。

日本には縁起が良いとされている日がたくさんあります。その中でも、「寅の日」は「金運を高め、幸運を導いてくれる日」だといわれているのはご存知でしょうか。

今回は、寅の日の意味や由来、この日に行うといいことなどを解説していきます。

寅の日とは? 意味と由来

日本では古くから、年月日や時刻、方位などを十二支の干支を用いて表していました。

寅の日は、そんな暦の上で十二支の「寅」にあたる日であり、12日に1度訪れる吉日。中でも金運に縁があるとされることから別名「金運招来日」ともいわれています。

また、寅は1日に長距離を移動しても無事に戻ってくることができるとされ、古来より「千里往って千里還る」力を持つ動物と考えられてきました。

このことから、寅の日に遠出をしたり、旅行に出かけたりしても無事に帰って来ることができるといわれるようになったようです。

さらに、黄金色にしま模様の寅は「金運の象徴」ともいわれています。

このことから、寅の日に財布を新しく買い換えたり、買っておいた財布を使い始めたりすると「使って出て行ったお金を呼び戻してくれる」「お金を使ってもすぐに返ってくる」といわれるようです。

寅の日にやるといいこと

では、縁起が良いとされる寅の日は、どんなことをするといいのでしょうか?

(1)財布を新調する

寅の日に買った財布にはお金がたまるといわれています。ですので、新しい財布を購入したり、買っておいた財布を使い始めたりする日に向いているでしょう。

特に、春の寅の日に買った財布は「春=張る」と考えられ、お金で財布がパンパンに張るといわれています。

また、秋の寅の日に買った財布は、秋が収穫や実りの時期であることから、「財布が実る」という意味で金運アップにつながるとされているのだそう。

(2)宝くじを買う

寅の日は、お金にまつわるものを購入するのに最適な日なので、宝くじを買うのもいいでしょう。宝くじ売り場では、カレンダーの寅の日に印をつけているところもあるほどです。

(3)口座開設をする

銀行口座の開設もお金に関わることなので、寅の日が向いています。新しく会社を設立する時に使う口座や、引っ越しをして新生活で使う口座を開設するのもいいでしょう。

長く使うものなので、「天赦日」や「一粒万倍日」が重なっている「特に縁起の良い日」を狙うと、さらなる開運アップを狙えるかもしれません。

(4)旅行に出かける

寅は「千里往って千里還る」力を持つ考えられており、寅の日に旅行に出かけると、不幸な出来事や事故に巻き込まれることなく無事に帰ってくることができるといわれています。

ですので、旅行の計画を立てる時は寅の日を意識するのもいいかもしれませんね。

(5)引っ越しをする

寅の日は、物事の新たなスタートを切るのに最適な日とも考えられています。

引っ越しは大安のイメージの人が多いと思いますが、新生活が始まる日と考えれば、寅の日もふさわしい吉日だといえるでしょう。

(6)車や家などの大きな買い物をする

車を購入したり、家のローンを組んだり、大きな決断が必要な買い物をする時にも寅の日が向いています

融資を受けることになったり、大きなお金の借り入れをしたりする場合も「千里往って千里還る」寅のように、すぐに戻ってくる(返済できる)と考えられているからです。

(7)お店の開店や新規事業を始める

寅の日は勢いがある縁起の良い日なので、物事を新たにスタートさせるのにも絶好のタイミング

新しいお店を開店させたり、新事業を始めたりするのもいいでしょう。

(8)車の納車日にする

車の納車日も大安だと考える人が多いかもしれません。しかし、車はお金のかかる大きな買い物であることや、車で出かけても無事に帰ることができるというイメージから、寅の日は納車日にも最適だとされています。

寅の日にやってはいけないこと

寅の「千里往って千里還る」が悪い意味で働いてしまうような事柄は、寅の日に行うのは避けた方がいいと考えられています。

具体的にやってはいけないといわれることについて見ていきましょう。

(1)結婚式や入籍をする

寅の日は「元の場所に戻ってくる」という意味合いを持つので、この日に結婚式や入籍、プロポーズをすることを避けた方がいいと考える人もいるようです。これは「戻ってくる=離婚」を連想させてしまうからでしょう。

結婚式は万事にいいとされる大安を選ぶ人が多いかと思いますが、ゲンを担ぐのであれば、寅の日と重なっている日は避けておいた方が無難かもしれません

(2)お葬式を行う

寅の日にお葬式を行うと「亡くなった人が帰って来てしまう(よみがえりさまよってしまう)」と考えられています。このことから、寅の日にお葬式を行わない地域もあるのだとか。

一方、お通夜の場合は、「故人を送り出す」という意味合いよりも、「故人をしのぶ」という意味合いの方が強いので、寅の日でも気にしないと考える人もいるようです。

(3)香典を出す

寅の日にお葬式を避ける地域では、香典(死者の霊前に供えるお金)を持って行く日も被らないように避けるのだそう。

なぜなら「香典(お金)を出してもすぐ帰って来てしまう=次は自分の家で死者が出てしまう」と考えられているからです。

上記のことから「寅の日がお通夜だった場合、香典はお葬式の日に持って行く」「寅の日がお葬式だった場合はお通夜の日に香典を持って行く」という風にして、縁起が良くないとされる行動は避けるのがいいでしょう。

寅の日はいつ? 【2023年・2024年】

寅の日は必ず12日サイクルで回って来るようになっています。ぜひ物事の予定を立てる時の参考にしてみてください。

2023年と2024年の寅の日は以下のようになっています。

2023年下半期

【6月】 1日(木)、13日(火)、25日(日)
【7月】 7日(金)、19日(水)、31日(月)
【8月】 12日(土)、24日(木)
【9月】 5日(火)、17日(日)、29日(金)
【10月】 11日(水)、23日(月)
【11月】 4日(土)、16日(木)、28日(火)
【12月】 10日(日)、22日(金)

2024年

【1月】 3日(水)、15日(月)、27日(土)
【2月】 8日(木)、20日(火)
【3月】 3日(日)、15日(金)、27日(水)
【4月】 8日(月)、20日(土)
【5月】 2日(木)、14日(火)、26日(日)
【6月】 7日(金)、19日(水)
【7月】 1日(月)、13日(土)、25日(木)
【8月】 6日(火)、18日(日)、30日(金)
【9月】 11日(水)、23日(月・祝)
【10月】 5日(土)、17日(木)、29日(火)
【11月】 10日(日)、22日(金)
【12月】 4日(水)、16日(月)、28日(土)

寅の日と他の開運日が重なるのはいつ?

寅の日と他の縁起の良い日が重なっている日もあります。

2023年では既に過ぎてしまった日もありますが、これからやって来る開運日をそれぞれまとめているので、チェックしておくと役立つかもしれません。

寅の日と天赦日と一粒万倍日が重なる日【2024年】

寅の日に一粒万倍日が重なり、さらに年に5、6日しかない貴重な天赦日とも重なるトリプル開運日が2024年の3月15日(金)にあります。

この日は財布を新調したり、新しいことを始めたりする絶好のチャンスといえるでしょう。

寅の日と一粒万倍日が重なる日【2024年】

寅の日が一粒万倍日と重なるのは、2023年には3月9日(木)、3月21日(火)、4月2日(日)の3回ありましたが、2024年は3月15日(金)と3月27日(水)が該当します。

この日を狙って宝くじを購入すれば、いい結果が期待できるかもしれません。

寅の日と大安が重なる日【2023年・2024年】

寅の日が大安と重なるのは、2023年に1日、2024年には4日あります。

さらなる金運アップ効果が期待できる日なので、お金にまつわる行動を取るとプラスに働く可能性が高いでしょう。

2023年

・11月4日(土)

2024年

・3月3日(日)
・10月5日(土)
・10月17日(木)
・10月29日(火)

寅の日を活用して開運アップにつなげよう!

「寅の日」はお金周りのことをはじめ、基本的に縁起が良いとされる吉日なので覚えておくと役立つかもしれません。

サイクルが12日と短いことから、寅の日に合わせて旅行に行ったり、財布を新調したりなど計画も立てやすいはず。タイミングをうまく合わせて、運気アップのための参考にしてみてくださいね。

(朝谷のも)

※画像はイメージです

※この記事は2023年09月13日に公開されたものです

朝谷のも

1989年生まれ、福岡県在住のライター。恋愛を中心にさまざまなテーマで執筆しています。好きなものはお酒と食べ歩き、人と話すこと。ペンネームの由来は「朝や、酒でも飲もう」の略。

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