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距離を置いたあとの連絡の仕方。彼氏・彼女への連絡におけるNG行動とは?

ひろたかおり(恋愛コラムニスト)

彼氏や彼女と距離を置いたあと、どのように連絡をしたら良いか悩んでいませんか? 関係を続けるにせよ別れるにせよ、相手ときちんと向き合う姿勢が重要です。今回は、距離を置いたあとの連絡の仕方について、恋愛コラムニストのひろたかおりさんに教えてもらいます。

恋人と一定期間距離を置いたあとはどんな連絡をすれば良いか悩みますよね。

関係を続けるにせよ別れるにせよ、また1対1で向き合うことを考えると、最初のコンタクトの取り方は慎重になるのが正解でしょう。

今回は、距離を置いたあとの連絡の仕方や、その際にやってはいけないことについてお伝えします。

距離を置いたあとの連絡の仕方

距離を置いて再び恋人と向き合う時は、素直さが肝心です。自分の思いをきちんと伝えると同時に、相手の状況にも配慮するのが、気持ちよくやり取りをするコツ。

では、どんなタイミングで、どんな内容だとスムーズに会話を進められるのでしょうか。

(1)最低でも1週間以上は期間を空ける

「距離を置く期間はどれくらいが正解か」というのは人それぞれだと思いますが、少なくとも1週間以上は期間を空けるのが心を落ち着かせるために必要ではないでしょうか。

離れることを選んだのは2人につらさや苦しみがあったからで、心身の状態を正常に戻すのが先、そこから今後について考えるのであれば、それなりに時間がかかるはずです。

「3日も空けたからもういいだろう」と自分は思っても、恋人にとっては「まだ3日」であるかもしれません。最低でも1週間は連絡を控え、自分も相手も落ち着いて考えられる時間をつくりましょう。

(2)最初の連絡はLINEやメールがおすすめ

それまでの2人は気軽に電話をかけ合っていたとしても、距離を置いたあとの最初の連絡はLINEのメッセージやメールを使うのが吉と筆者は考えます。

なぜなら、電話だとこちらは大丈夫でも、相手は都合が悪いという場合があり、せっかくのコンタクトが気まずいものになってしまう可能性があるからです。

LINEやメールであれば、自分のタイミングで言葉を届けたり、内容を確認できたりするので、お互いに落ち着いて対応ができますよね。

直接話したいと思う時でも、相手の状況を尊重するならば、電話ではなくメッセージで連絡するのがおすすめです。

(3)まずは相手の状況を確認する

LINEやメールを使う時、あいさつもそこそこに「この間のことだけど」と本題に入ってしまうと、切羽詰まった雰囲気を感じさせてしまうかもしれません。

距離を置いたあとは、「お疲れさま」「仕事はどう?」「体調を崩してない?」など、相手を気遣う言葉があるとリラックスできるでしょう。

本題に入る際も一方的に話を切り出すのではなく、「私は話したいのだけど、どう?」と聞いてみることで、恋人も素直な気持ちであなたと向き合おうとしてくれるはずですよ。

(4)自分の気持ちは素直に伝える

意地を張りがちな人によくあるのが、きちんと自分の気持ちを伝えようと思っていても、いざ話そうとすると素直になれないということ。それでは距離を置いた意味がありません。

離れている間に自分は何を考えてどう思ったのか、2人の今後についてどうしたいのか、まっすぐに伝えようとする姿勢が、相手の心を開くといっても過言ではないでしょう。

うまく言葉にできないとしても、「伝えたい」「届けたい」という意識は態度に出てくるはずです。素直さを心掛けることが、距離を置いたあとの連絡では一番大切な姿勢ですよ。

(5)返信がない時は焦らず次の機会をつくる

LINEやメールを送ったけれど、既読がつかなかったり、返信がなかったりすると悲しくなりますよね。それでも、その1回で「もう終わったのだ」と決めつけるのは損です。

忙しかったり、まだあなたと向き合う心の準備が整っていなかったりするのかもしれません。相手には相手の事情があり、それはこちらには分かりませんよね。そんな時は一度心を落ち着かせて、3日~1週間ほど期間を空けて再度連絡してみましょう。

それでも返信がない場合は、こちらからのコンタクトは諦めて、相手からの接触を待つのも1つの方法です。

「どうして無視するの!?」と続けざまにメッセージを送り続けると、余計にプレッシャーとなり、連絡をする気が失せてしまう可能性があるので、返信がなくても焦らない姿勢が肝心といえるでしょう。

距離を置いたあとにやってはいけないこと

2人で決めて距離を置いた以上、その直後はむやみに関わりを持とうとするのはNG。お互いに冷静さを取り戻すのが目的であることを忘れず、落ち着いて過ごす時間をつくりましょう。

では、こんな時にやってはいけないこととは何なのでしょうか。

(1)すぐに連絡しない

距離を置こうと決めたにも関わらず、次の日には何か用事をつくってLINEでメッセージを送るようなやり方は避けましょう。相手はいつまでも冷静になる機会を持てないことに嫌気が差してくるかもしれません。

距離を置くのは自分の気持ちを見つめ直したいからというのが理由のはず。

連絡をしないことで「忘れられる」「好きな気持ちが消える」と焦って、無理やりコンタクトを取ろうとする人がいますが、その姿が圧力となり、かえって気持ちが冷めてしまうのはよくあることです。

距離を置くと決めたのならすぐに連絡はしないこと。LINEも電話も控えるのが、そのあとを左右する大切なポイントとなるでしょう。

(2)恋人の周辺を探らない

距離を置いたあと、不安になって相手の友人などにこっそり様子を尋ねるようなこともおすすめしません。

自分の周辺を探られていたと知って良い気がする人は少なく、それが依存や執着のように取られてしまうと、せっかくやり直すことができたあとでも「やっぱり別れよう」となってしまうケースがあるからです。

離れている間にまず考えないといけないのは、「自分はどうありたいか」であって、恋人にばかり意識を向けるのは、距離を置く目的を見失いかねません。相手の気持ちが離れていかないか不安になったとしても、探るような言動は避けるのが自分のためですよ。

(3)周囲に大げさに話さない

「距離を置く=別れる」ではないのですが、友人などにまるで関係が終わったかのように話してしまう人がいます。

しかし、そのあとにやり直すと決まった場合、再度そのいきさつを話す必要があり、「周りを振り回す人」と思われてしまう可能性も。

また、周囲に話していた内容が恋人に伝わり、相手が「そっちはもう別れた気でいたのか」とショックを覚えて、そのまま離れていってしまったというケースも筆者の周りで実際にありました。

2人の関係をどうするかが決まっていない状態で大げさに話してしまうのは、自分があとで大変な思いをするだけでなく、場合によっては恋人の気持ちまで傷つけかねません。

「距離を置く」のは関係の終わりではないことを肝に銘じ、自分と向き合う時間をしっかりつくることに意識を向けたいですね。

距離を置いたあとに会う時のポイント

距離を置いたあとに、顔を合わせる時はどうしても緊張するもの。しかし、それはお互いさまであって、気まずさを解消するには会う環境から考えるのが吉です。

では、どんな点を意識すれば良いのでしょうか。

(1)待ち合わせはカフェなど落ち着いた場所で

普段はおうちデートがほとんどというカップルであっても、距離を置いたあとにすぐ2人きりになるのは、どうしても気まずくなってしまう可能性があります。

久しぶりに顔を合わせるなら、カフェなど落ち着いた場所で話をするのがおすすめ。周囲の話し声やBGMなどが、緊張した2人の空気を和ませてくれるはずですよ。

(2)最初の話題はお互いの近況報告から

簡単なあいさつが済んでもまだ緊張感が残っているなら、いきなり本題に入るのではなく、お互いの近況報告から話し始めるのもリラックスできる良い方法でしょう。

「仕事でこんなことがあった」といった世間話は、相手からも「自分はこうだった」という話を引き出しやすく、次第に今までのペースが戻ってくるはずです。

また、話題として控えた方が良いのは、異性関係について触れること。例えば、「◯◯くんと食事に行って」など、別の異性と会っていたような内容は避けるのがベターでしょう。

(3)質問攻めにしない

距離を置いていた間に恋人がどう過ごしていたかは確かに気になりますが、だからといって「何をしていたの?」「誰と会っていたの?」と尋ねるばかりになると、相手は探られているように感じ、テンションが下がってしまうかもしれません。

質問するなら、「夜はちゃんと寝てた?」「仕事はどう?」と相手の状況を気遣うものが答えやすく、また愛情を感じられて心が落ち着くでしょう。

久しぶりに顔を合わせた時は、積極的に自分から楽しい話題を提供していく姿勢を忘れずにいたいですね。

距離を置いて別れたくなった時の対処法

距離を置いている間に、「もう別れよう」と心が決まることもあるでしょう。その場合でも、最後まできちんと恋人と向き合うのが誠実さです。

では、どう対応するのが正解なのでしょうか。

(1)自分の思いを正直に伝える

一番に意識したいのは、自分の気持ちをごまかさずに相手に伝えることです。それが恋人にとって思いもよらない選択なら、引き止められることもあるでしょう。

そこで「仕方ない」「もう決めたことだから」と突き放すような言い方をしてしまうと、かえって相手の未練を深くする可能性があります。そのため、なぜ別れたくなったのか、どうしてその決断をしたのかを丁寧に話し、理解してもらう努力が欠かせません。

別れの原因がどちらにあるとしても、後味の悪い終わりを避けるなら、正直に思いを伝えることが最善の道だと心得ましょう。

(2)相手の言葉をきちんと受け止める

相手は関係をやり直したいけれど、こちらは別れたいと思っている場合、「ひどい」「一方的だ」など責められる可能性もあります。これはショックを受ける相手の気持ちを考えれば、仕方のないことかもしれません。

しかし、「自分はこうしたかった」などと恋人が本音を伝えてくるようであれば、無視せずに「そうだったんだね」と受け止めることで、相手の心を少しは落ち着かせることができるでしょう。

相手の言葉にもきちんと耳を傾ける姿が、しこりを残さずに別れる方法といえますよ。

(3)「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える

どんな終わりであれ、それまで2人が過ごしてきた時間は本物であり、両思いになって交際できたことは奇跡です。

距離を置いたあとで別れることになっても、自分と向き合ってくれた恋人に感謝する気持ちは絶対に忘れたくないもの。それが伝われば、相手も穏やかさを取り戻してくれるはずです。

最後は「ありがとう」と前向きな言葉で2人の関係を終わらせましょう。

距離を置いたあとは落ち着いて相手と向き合おう

距離を置くのは、お互いが落ち着いて自分の気持ちを見つめ直し、これからどうするかを考えるのが目的ですよね。

時間をかければ、それだけ冷静さも養われます。2人の今後を正しく判断するためにも、距離を置いたあとは自分の気持ちに素直になることを心掛けましょう。

(ひろた かおり)

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※画像はイメージです

※この記事は2023年09月05日に公開されたものです

ひろたかおり(恋愛コラムニスト) (恋愛コラムニスト)

1977年生まれのライター。主に恋愛系(復縁や不倫、男性心理など)や夫婦問題(コミュニケーションや仮面夫婦など)について書いています。37歳で出産し、一児の母です。人生のモットーは「自分の幸せは自分で決める」。

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