「敬服いたします」の意味とは? 使い方や類語を紹介(例文つき)
「敬服いたします」の使い方(例文つき)
「敬服いたします」は、同等の立場や目上の相手に対して使います。
例えば、業績を上げた先輩や人格の優れた上司などへ、尊敬の念を表したい時に使える表現です。
例文
・「○○さんのご活躍には敬服いたします」
・「部長の寛大なご対応には敬服いたします」
・「彼の熱心な態度には、誰もが敬服している」
「敬服いたします」を使う時の注意点
ここからは、「敬服いたします」を使う上で知っておきたい注意点を紹介します。
(1)話し言葉としては「尊敬いたします」でもOK
「敬服いたします」は、他のビジネスフレーズに比べると話し言葉として口にする機会が少ない言葉です。
そのため、普段から関わりが深い直属の上司などに「敬服いたします」と言うと、かしこまりすぎた印象を与える可能性もあります。
そのような場合は、「尊敬いたします」でも十分に気持ちは伝わるでしょう。
(2)目下の相手には「感服」を使うことが多い
前述したように、「敬服」は同等の立場か目上の相手に使われることが多い表現です。後輩や年下などに「敬服いたしました」と伝えると、相手を恐縮させてしまうかもしれません。
そのため、もし自分より立場が下の相手に感心した場合は「感服しました」を使う方が無難でしょう。
▶次のページでは、「敬服いたします」の類語・言い換え表現を紹介します。