「お邪魔させていただきます」は正しい敬語? 言い換え表現も紹介
「お邪魔させていただきます」の言い換え表現
「お邪魔させていただきます」は、以下のように言い換えることもできます。
(1)「失礼いたします」
「失礼いたします」は「お邪魔させていただきます」よりも広い意味を持ち、相手の会社や家に上がる時だけでなく、立ち去る時にも使えます。
また、取り込み中の相手に話しかける時などにも「失礼いたします」が使えます。
例文
・「失礼いたします。お茶をお持ちしました」
・「本日はありがとうございました。それでは、失礼いたします」
・「お忙しいところ失礼いたします。明日の会議の件で、1つ確認しても良いでしょうか」
(2)「伺います」
「伺う」は「訪れる」「訪問する」の謙譲語。相手のオフィスや自宅へ訪問する際に使えます。
例文
・「それでは○時に伺います」
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「お邪魔させていただきます」は訪問のあいさつに使える言葉
「お邪魔させていただきます」は、相手のオフィスや自宅に訪問する時のあいさつとして便利な言葉です。
「二重敬語なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、本文で説明した通り謙譲語Ⅰと謙譲語Ⅱという異なる敬語を使っているため、二重敬語の定義には当てはまりません。
「お邪魔させていただきます」の言い換え表現としては、「失礼いたします」や「伺います」といったフレーズがあります。
ビジネスシーンではもちろん、プライベートでもよく使われる表現なので、言い換え表現も併せて覚えておきましょう。
(にほんご倶楽部)
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※この記事は2023年06月13日に公開されたものです