「お元気でお過ごしください」の使い方とは? 注意点や言い換え表現を解説
「お元気でお過ごしください」の使い方(例文付)
「お元気でお過ごしください」は、主に相手との別れの場面で使われます。別れ際に相手の健康を気遣うことで、前向きな言葉として使用するのが一般的な使い方です。
相手への気遣いで使う場合
1つ目は、「さようなら」という言葉の代わりに、「どうかお元気でお過ごしください」といった気遣いの言葉を添える使い方です。
「さようなら」は直接的な別れの言葉になので、やや冷たい印象を与えてしまいます。その代わりに相手の健康を願う言葉へ置き換えることで、突き放した印象にならず包み込むような言葉で手紙やメールを締めくくることができるでしょう。
例文
・「これから寒くなりますので、どうかお元気でお過ごしください」
・「風邪も流行ってきておりますので、お元気でお過ごしください」
別れのあいさつに使用する場合
「お元気で」という言葉は別れの意味で使うこともあります。
同僚の退職や引退などのシーンで「お元気でお過ごしください」と言うことで、「あなたの健康を遠くから願っています」という意味合いの柔らかい別れの表現になるでしょう。
例文
・「今までお世話になりました。どうか今後もお元気でお過ごしください」
・「長い間お疲れ様でした。どうかお元気でお過ごしください」
▶次のページでは、「お元気でお過ごしください」を使う時の注意点を紹介します。