「手弁当」の意味とは? 由来と使い方、類語(例文つき)
手弁当とはビジネスシーンでも使われる言葉ですが、どんな意味を持つのでしょうか? この記事では、「手弁当」の意味と由来、使い方、類語を例文つきで紹介します。
手弁当とは、どんな意味の言葉なのでしょうか?
この記事では、「手弁当」の意味や由来、使い方について例文を交えて解説します。
手弁当とは
まずは、手弁当の意味や由来を紹介します。
「手弁当」の意味
「手弁当」は、辞書によると以下のように説明されています。
て‐べんとう〔‐ベンタウ〕【手弁当】
1 自分で弁当を用意して持っていくこと。また、その弁当。
2 自費で、あることのために働くこと。(『デジタル大辞泉』小学館)
ビジネスシーンで使われる場合は、「自腹を切って働く」という意味が当てはまります。
「報酬をもらわず献身的に働く」というニュアンスがあるため、ボランティア活動や慈善活動などでも使われることがあります。
「手弁当」の由来
手弁当とは、「弁当を持参する」という意味がある言葉です。
つまり、材料費を自己負担して弁当を用意するというところから、「自腹を切って働く」「無報酬で働く」という意味に派生していったと考えられます。
「手弁当」の使い方と例文
手弁当は、「自腹を切って働くこと」の意味合いにおいてビジネスシーンで使われることがあります。
ただし、中には「弁当を持参すること」という意味で使われるケースもあるため、前後の文脈から判断するようにしましょう。
例文
・手弁当にも関わらず、快く協力していただきありがとうございました。
・いくら付き合いが長いとはいえ、手弁当の仕事は請け負うべきではない。
▶次のページでは「手弁当の類語」を紹介します