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婚活に疲れたアラサー女子に捧ぐ。「婚活で一番大事なこと」とは

【特集】わたしらしい恋の愉しみ方

やまとなでし子

好きな仕事をして、好きな趣味に没頭して、好きな場所にお出かけして――自分の"好き"を追求している女性が増えています。でも、恋愛はというと、相手に振り回されたり、ステータスが気になったり、なんだか自分らしさを出せなかったかも……。でも、恋愛だってわたしたちの人生を彩る大切なイベントのひとつ。この特集では、受動的な"楽しむ"じゃなくて、能動的に"愉しむ"ための恋愛とは何かを探っていきます。今回は、元婚活垢・やまとなでし子さんに、ご自身の経験を元に「婚活を成功させるための心得」を教えてもらいます!

新年、心機一転新しいことをしたくなりますよね。その一つとして、一生を共にするパートナー探しとして婚活を考えている人や、いざマッチングアプリを始めたもののうまくいかない、と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は婚活を経て結婚した経験者の一人として、婚活を成功させるには楽しむことが一番! だと考えています。婚活のテクニックなど王道は死ぬほど語り尽くされているので、今回はちょっと亜流な“婚活を成功させるために楽しむ秘訣”についてまとめていきたいと思います。

婚活の特殊な状況を理解する

まず、大前提として、婚活は疲れます(笑)。自分の好きを追求して楽しむことができる趣味や推し活は、自分が主体で動くことができますが、婚活は相手ありき。さらにタイミングやご縁という要素も加わり、自分だけのペースで物事を進められないからです。そのため、一瞬でいい人に出会える場合もあれば、長く時間を要する場合も。

そして、短期間で大勢に会い、選ぶ、選ばれるという工程が発生する特殊な環境なので、普通の恋愛感覚でいるとその違いに衝撃を受けるかもしれません。本来は数年かけて出会うような人数に一気に出会い、短期間に全ての工程を凝縮するわけですから。

これはもう、モテる、モテないに関わらずどんな人でも疲れます。人間だもの。

でも、その前提をしっかりと理解した上で、自分主体に変えてしまう考え方を持っていればとても楽しめます。そして、その先には運命的な出会いが待っているわけです。

婚活に向いている人、いない人

あなたは学生の頃、廊下で一瞬見た先輩を好きになったタイプですか? それとも、長く時間を過ごしたクラスメイトを好きになったタイプ?

実は、婚活で有利なのは前者、ちょっと苦労しやすいのは後者のタイプです。

前者は一目惚れができる人、後者はよく相手を知ってから好きになるタイプだからです。

婚活はぶっちゃけ、そこまで興味のない相手とメッセージを交わし、会い、検討して、の繰り返し。前者は早い段階で火がつく可能性があるのですが、後者は興味を持つまでに時間がかかる!

そのため、好きでもない相手とメッセージしてる段階で腰が重くなってしまうんですよね。でも、「興味が持てないから違うかも」とここでバシバシ切ってしまうと、速攻で全員が星のかなたへ消え、誰とも会うことがなく終了します。それは、クラスにいたら実は恋が始まっていた相手との芽を早い段階で摘むことになっているかも。

だってメッセージだけで恋心を育てること自体が無理ゲーなんですもん。

メッセージのやり取りや会うのが面倒なのは当たり前! 自分は心が動くまでに時間がかかる! と、きちんと理解して、長い目で相手を見ながら婚活することが大切です。

興味が持てない相手と出会ったら情報を盗め!

次のステップ。いざ会うとなるとそりゃあ緊張しますが、やっぱり百聞は一見にしかず。会うと人となりが一番わかります! 私自身、「写真のち○げみてーなパーマヘアがどうしても気にイラねぇ」と気乗りせず会ったらめちゃくちゃ良くて、あばたもエクボ、ち○げも天使のヘアーとばかりに、一気に心を持ってかれたパターンもあれば、「おもくそ写真詐欺やないかーい!」(写真詐欺詳細はこちらのコラム参照)と困惑したり、話してみると印象が違って気乗りしなかったり、ということもありました。

前者は最高なので、心のままに相手との時間を楽しみましょう。ですが、ある程度交流してもご縁は絶対になさそうだと悟った時、私はいつも情報泥棒をしていました。相手の中身に興味がなければ、ステータスに興味を持つのです。

例えば全然違う業界で働いている方なら、仕事をひたすら深堀りして質問! 他業種のカルチャーの違いが新鮮だったり、面白い業界秘話を教えてくれたりして、無料で生の業界情報や転職情報が手に入るわけです。出身地を聞いて観光情報を引き出してみたり、1人の男性としての恋愛観を聞いてみたり、こんな時男性にどう振る舞うのが正解なのか? と普段からの疑問とか、どうでもいいからこそ聞ける質問をすることで、生の意見が聞けてタメになります。そんなこんなで会話を交わしていると、「ん? この人実は結構いい人かも?」と興味が湧いてくることも。

興味を持つのはポジティブじゃない要素でもOK!

また、興味を持つのは必ずしもポジティブなものじゃなくてもOK。例えば服ひとつとっても、なんこれ……って服を着てたら「男の人ってお洋服っていつもどこで買ってるの? あなたは?」、ど派手な服なら「この色かわいい〜! こだわりとかあるの?」と、違和感を持った点をポジティブに聞いてみましょう。すると、とんでもねぇポリシーが飛び出してきたり、逆に無頓着ゆえのぶっ飛んだ考え方があったり、人間観察的にもめちゃくちゃ面白いですよ。

昔、顔面は最高に爽やかなのに、それをぶっ飛ばすくらいの寒気を感じさせる鮮やかなマリンブルーのポロシャツにどピンクのTシャツを重ね着していた、熱帯魚を擬人化したような色合いの男性に出会いまして。「どっちも色かわいいね。鮮やかな色好きなの?」と聞いたら、あえてのこだわりだったらしく、「よくぞわかってくれた!」とばかりに熱弁され、無頓着ではなくあえての配色だったんかーい! と、度肝を抜かれたことも。あまりにエキセントリックな配色だったため、その後、街路樹の緑で目を休めました。

帰宅の決めゼリフを持っておく

それでもほんっとーに疲れたら、「そろそろ明日早いんで帰らないと! 私毎日10時間寝ないとしんどくて」とか適当な帰宅用決めセリフをかまして帰ればいいんです。そこで得たポジティブな情報は自分の知見になって、会話が広がるネタになりますし、ネガティブな経験は後日女子会でネタにしてひと盛り上がりできるわけです。

やっぱりどうしても気乗りしない相手は出てきます。そんな時のために切り上げる術を持っておきましょう。どんな時でも相手を知る努力をし、楽しみ、そうならなければ切り上げる。全ては自分主体の婚活にしてしまえばOK!

婚活仲間を作る

私が婚活を楽しく続けられたことの一つに仲間がありました。

やっぱり、婚活ってあらゆる場面で自分を評価されているように感じて、無駄に自尊心を削られるようなこともあったりします。それが辛くてやめてしまう、という方も。そこで同じく婚活をする仲間がいると、うまくいけば一緒に喜びを分かち合い、何かあれば気軽に相談ができ、クソみたいな出来事があれば、愚痴って一緒に笑ってくれるわけです。

何があっても後で仲間に話そう! と思えるだけで、どんな時間も楽しく過ごせるようになります。例えば周りの友達は既婚ばかり……ということであれば、Twitterなどで仲間を見つけることだってできます! 私はTwitterで出会った仲間とは、今ではリアルでも会う仲のいいお友達になりました。

人と比べない

仲間の存在は心強いのですが、逆に比較をして落ち込んでしまうことも。あの子はもう彼氏ができた、結婚が決まったのに、私はまだ何も進んでないなぁ、とか。でもこれ一番良くないし、無駄なんですよね。テストのように、80点取れれば合格! とはいかず、相性やご縁という不確定要素が強いので、どんなに頑張っても結果に反映しないこともあります。

例えば学生の頃、クラスに30人いてもその中で好きになる人って1人とかじゃないですか? そう考えると、婚活も最低30人と出会ってやっと好きになれる人と1人出会えるかどうか。「なかなか出会えない」と一気一憂している方が無駄なわけです。「あー今回は29/30のクラスのその他大勢の方だった!」というマインドでOKです。そして、だからこそ出会いの母数をとにかく増やすことも大切です。

楽しむことが一番!

婚活はゴールが見えないという特性上、走り続けるには、やっぱり楽しさがないと限界があります。惰性や負の感情を持ちながら続けていたら、男性と会う時間だって笑顔が減り、あなたの魅力も半減してしまいます。私の場合はちょっと性格悪めではありますが、婚活の前提を理解して無駄に自尊心を削られないこと、楽しむことが大切だと思います。

未来の彼と幸せな結婚をしている理想の姿を夢見ながら、明るい未来を掴みましょう!  あらゆる婚活スタイルがあるとは思いますが、婚活経験者の1人の意見として参考になれば嬉しいです。応援しています!

(やまとなでし子)

※この記事は2023年01月20日に公開されたものです

やまとなでし子 (コラムニスト)

大和撫子とは対極にいるアラサーJK(女子会社員)。バチェラーを始めとした恋愛リアリティ番組、ドラマ、合コン、婚活、過去出会った世にも不思議な男性たちや日常についての備忘録をTwitterとブログで綴っている。インスタでは綺麗めファッションコーデを日々更新。

Twitter:@yamatonadeshi5
Instagram:yamatonadeshi5
ブログ:男性見聞録

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