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ダウンタイムはどれくらい? 何がつらい? 「脂肪吸引」経験者が語るリアルな声

#ヘルシーニュース

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ダウンタイム中、一番つらかった症状第1位は「痛み」

​ここからは、脂肪吸引・注入施術の不安要素のひとつ「ダウンタイム」に関する調査の結果を紹介しています。

まずは、ダウンタイム中に最もつらいと感じた症状について。「実際に施術を受けてみて、“ダウンタイム中一番つらかった”と感じた症状は何ですか?」と質問したところ、最も多かった回答は「痛み(38.0%)」でした。次いで「腫れ(18.6%)」「内出血(15.1%)」「むくみ(14.5%)」と続きました。

では、具体的にどのような辛さを感じていたのでしょうか。その症状を選んだ理由も併せて聞いてみました。

【経験談】ダウンタイム中の◯◯がつらいと感じた理由

「痛み」

・1週間くらい痛みが継続し、夜眠れなかった(20代/女性/奈良県/お腹・腰・お尻・脚の脂肪吸引)
・痛くて仕事を休むことになってしまった(50代/女性/愛知県/お腹・腰の脂肪吸引)

「腫れ」

・1カ月腫れが治らず、ずっとサポーターをつけていた(30代/女性/宮城県/顔の脂肪吸引)
・コルセット着用しなくてはならず、仕事に行ける服がないし、思うように動けなかった(50代/女性/北海道/お腹・腰の脂肪吸引)

「内出血」

・1か月くらい内出血が引かず、夏場に長袖を着ないと仕事ができなかった(30代/女性/東京都/二の腕・お尻の脂肪吸引・胸の脂肪注入)
・化粧で隠せると思ったが、割と目立った(30代/女性/福島県/顔の脂肪吸引)

吉田医師の解説

これに対して吉田先生は「つらかったダウンタイムで圧倒的な票を集めたのは『痛み』でした。腫れや内出血のように目に見える症状ではありませんが、日常生活に影響が出やすいということもあって、つらさを感じた方が多かったのではないでしょうか。また、いつ頃施術を受けられたのかによって、痛みの感じ方に大きな差がありそうです。

昔は術後の痛みが強く、術後数日は動けないことも珍しくありませんでしたが、医療技術が発展した現在は、最短翌日から仕事復帰できる時代です。実際、私が勤務するクリニックの患者様は、手術翌日もしくは翌々日からお仕事に復帰されています。」とコメント。

約半数が「1〜2週間でダウンタイムが落ち着いた」

先ほどの回答結果では「諸症状が長引くほど大変だった」という声が多く寄せられましたが、実際のダウンタイムはどれほどで落ち着くのでしょうか。

「おおまかなダウンタイムはどれくらいで落ち着きましたか?」と質問したところ、半数近くが「1週間程度(27.3%)」「2週間程度(26.6%)」と回答しました。

なかには「2〜3日程度(13.5%)」「3週間程度(14.5%)」と回答した人もいて、ダウンタイムの時期にバラつきが出ています。施術を受けた部位によって侵襲度が異なるため、その影響もあるのかもしれません。

続いて「日常生活に戻れたのはいつ頃でしたか?」と質問したところ、「2週間後程度(25.3%)」と回答した人が最も多く、次いで「1週間後程度(21.9%)」「1カ月後程度(15.4%)」と続きました。

施術後、2週間程度で日常生活に戻れたと感じた人が多いようです。ただ、なかには1カ月程度かかったという意見もありました。

吉田医師の解説

これに対して「ダウンタイムが落ち着く時期で回答が多かった『1〜2週間』は、主なダウンタイム(痛み・腫れ・むくみ・内出血)が治まる時期です。完成はまだ先ですが、痛みや腫れが落ち着くタイミングで『普段通りの生活ができた』と感じる方が多いのかもしれません。

また、なかには2〜3日と回答された方もいらっしゃいますね。信じられない方もいると思いますが、現在はこれがスタンダードになってきています。特に顔や二の腕であれば、手術翌日から普段と変わらない生活を送ることが可能です。

その反面、3週間、1カ月程度と回答された方も同等の割合で、日常生活に戻るまでの期間に大きな差があることが分かります。これには、施術を受けた部位や脂肪の吸引量、体質、クリニックの施術方法など、さまざまな要因が考えられます。」と回答しました。

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