カラスのスピリチュアルなメッセージとは? 状況・場所別の意味14個
カラスは、スピリチュアル的に神聖な存在とされています。では、カラスを見たり鳴き声を聞いたりした時、そこにはどのようなメッセージが隠れているのでしょうか? 状況・場所別に紹介します。
カラスは近くで見るとなかなか迫力があり、人間を攻撃する場合もあるため、怖いと感じている人はいるでしょう。
その印象から、カラスに何となく不吉なイメージを抱いている人もいるかもしれません。
しかし、スピリチュアルの世界において、カラスは神聖な存在として親しまれています。
この記事では、カラスが持つスピリチュアルなメッセージを見ていきましょう。
カラスが持つスピリチュアルな意味とは?
日本の神話に登場する生き物の中に、「ヤタガラス(八咫烏)」という3本脚のカラスがいます。
ヤタガラスは、国を統一するために旅をしていた神武天皇の道案内をしたといわれており、そのことから「導きの神」として信仰されてきました。
また、三本脚のカラスは中国神話にも描かれ、「太陽を象徴する存在」といわれています。
ちなみに、カラスが登場する神話は日本や中国だけでなく世界各地に伝えられており、古代エジプトでも「太陽の鳥」といわれていたようです。
そのため、カラスはスピリチュアル的に「人を導く神聖な存在」「陽のパワーを持つ鳥」といえるでしょう。
【状況別】カラスが持つスピリチュアルなメッセージ
まずは、カラスを見たり鳴き声を聞いたりした時に受け取れるスピリチュアルなメッセージを、状況別に紹介します。
(1)朝に見かけるカラスは「幸運が訪れるサイン」
先ほど述べたように、カラスは中国神話でも古代エジプトの神話でも、太陽を象徴する存在とされています。それほど「陽のパワー」に満ちあふれた生き物といえるでしょう。
そんな明るいパワーを持つカラスと朝に出会えたのは、幸運が訪れるサインです。
朝の通勤中や通学中にカラスを見掛けた時、「今日はラッキーなことがあるかも」と思えば、1日をポジティブな気持ちで過ごせそうですね。
(2)朝のカラスの鳴き声は「幸運の兆し」
朝に聞こえたカラスの鳴き声は、幸運の前兆とされています。
カラスには社会性があり、食料を見つけた時は鳴いて仲間に知らせることも。
それと同じように、あなたへ幸運を告げているのでしょう。
(3)夜中のカラスの鳴き声は「亡くなった人からのメッセージ」
通常は昼間に活動するはずのカラスが夜に鳴くのは、亡くなった人からのメッセージを伝えているからだといわれています。
カラスの鳴き声を聞いて、ふと故人が頭に浮かんだことはありませんか? カラスは、その人からのメッセージを預かってきたのかもしれません。
夜にカラスの鳴き声を聞いたら、亡くなった人との思い出や生前に交わした約束を振り返ってみましょう。
(4)群れ・大群で異常に鳴くカラスは「警告のメッセ―ジ」
カラスは、これから起こることに対する警告のメッセージを伝えている場合があります。
特に、カラスが群れで異常に鳴いているのは、厄災の前触れかもしれません。
こういった鳴き声を聞いてザワザワした不安な気持ちになった時は、十分に用心して過ごしましょう。
(5)カラスのフンが落ちてくるのは「金運上昇のサイン」
カラスのフンが落ちてくるのは、金運上昇のサインです。
予想外の臨時収入が入ってきたり、仕事で昇給したりと、金銭面で良いことが起こる前触れといえるでしょう。
手に入れたお金を将来のために有効活用すると、さらなる幸運をつかめるかもしれません。
(6)2羽・つがいのカラスは「結婚のチャンス」
2羽・つがいでいるカラスは、結婚のシンボルとされています。
また、2羽のカラスは北欧神話にも登場します。2羽のカラスはそれぞれ「フギン」「ムニン」という名で、神様へ情報を伝えるため世界中を飛び回っているというのです。
このことからも、2羽のカラスが結婚のチャンスを知らせてくれていると解釈できます。
(7)低空飛行しているカラスは「疲れのサイン」
スピリチュアルの世界において、低空飛行するカラスは見た人に心身の疲れを伝えています。
今は頑張りがききにくい時なので、無理するよりもゆっくり休む方が良いでしょう。
(8)カラスの羽根を見かけるのは「チャンスをつかめる」
カラスの羽根を見かけるのは、チャンスをつかめる暗示といわれています。
最近のあなたはエネルギーに満ちており、いつも以上に能力を発揮しやすい状態にあるようです。
やりたいことがあるなら思い切ってチャレンジすると、良い成果を残せるかもしれません。
(9)カラスが頭の上を飛んでいくのは「幸運の前兆」
カラスが頭の上を飛んでいくのは、幸運の前兆と考えられています。
また、自分の生き方ややっていることに何かひっかかりを感じている人にとっては、「人生を見つめ直す時ですよ」というサインです。
「こうしたい」という思いへ素直になって一歩踏み出せば、それが良い転機となるかもしれません。