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性感帯とは。意味や男女の性感帯の場所を解説【医師監修】

宋美玄(産婦人科医・医学博士)

性感帯を刺激する際の注意点

性感帯を刺激する際には、いくつか気を付けた方が良い点があります。

(1)汚い手やモノで触れない

性感帯はデリケートな場所です。洗っていない手やモノで触れると、感染症などの病気にかかることもあります。必ず、手やモノを清潔にした状態で触ることを心がけておきましょう。

(2)爪を短く整える

爪が伸びた状態で性感帯を触ると、爪で体を傷つけてしまう可能性があります。セックスの前には必ず爪を短く整えておきましょう。

(3)強く触り過ぎない

性感帯は、優しくリズミカルに刺激するのが良いといわれています。力まかせに強い刺激を与えても、気持ちいいどころか痛いだけということになりかねません。

力の入れすぎには注意し、ソフトタッチを心がけましょう。

(4)長時間刺激し過ぎない

力強い刺激だけでなく、長時間の刺激も摩擦による痛みを引き起こすことがあります。触る時間があまり長くなりすぎないよう、気を付けておきましょう。

場所も大切だけど、刺激の仕方も大切

性感帯はその場所を把握することももちろん大切ですが、それに加えて刺激する時の力加減も大切です。正しい場所を正しい強さや触り方で刺激することで、初めて適切な性的刺激となります。

ほどよい力の入れ方や刺激のリズムなどを徐々に身につけていければ、セックスを今よりもっと楽しめるようになるかもしれません。

焦らず、相手を思いやって、楽しい時間を過ごしていきましょう。

(監修:宋美玄、文:山本尚恵)

※画像はイメージです

※この記事は2022年05月30日に公開されたものです

宋美玄(産婦人科医・医学博士) (産婦人科医・医学博士)

大阪大学医学部医学科卒業。丸の内の森レディースクリニックの院長として周産期医療、女性医療に従事する傍ら、テレビ、書籍、雑誌などで情報発信を行う。

主な著書に、ベストセラーとなった『女医が教える本当に気持ちいいセックス』がある。

一般社団法人ウィメンズヘルスリテラシー協会代表理事

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