純粋の意味とは? 純粋な人の特徴も解説
「純粋な人」とはよく聞く表現ですが、「純粋」の意味をしっかり把握できていますか? この記事では、「純粋」の意味や純粋な人の特徴を解説。また、合わせて「純粋」の英語表現や類語、対義語も紹介します。
「純粋な人」と聞くと、どのような人を思い浮かべますか?
「うそをつかない」「裏表がない」など、良いイメージを抱いている人は多いでしょう。では実際、「純粋」といわれる人には、どのような共通点があるのでしょうか?
この記事では、「純粋」の意味や純粋な人の特徴を解説。また、合わせて「純粋」の英語表現や類語、対義語も紹介します。
純粋の意味と使い方とは?
まずは「純粋」の意味と使い方を見ていきましょう。
意味は「邪念がなくひたむき」
「純粋」とは、国語辞典によると以下のような意味です。
じゅん‐すい【純粋】
[名・形動]1 まじりけのないこと。雑多なものがまじっていないこと。また、そのさま。「―な(の)アルコール」「―な(の)秋田犬」
2 邪念や私欲のないこと。気持ちに打算や掛け引きのないこと。また、そのさま。「少年の頃の―な気持ち」「―な愛」
3 そのことだけをいちずに行うこと。ひたむきなこと。また、そのさま。「学問に対する―な情熱」「―に真理を追い求める」
4 哲学で、外的、偶然的なものを含まず、それ自体の内的な普遍性・必然性をさす。
5 学問で、応用を考えず理論だけを追究する分野。純粋数学・純粋法学など。
[派生]じゅんすいさ[名]
(『デジタル大辞泉』小学館)
このように、「純粋」という言葉には多くの意味があります。
「彼は純粋な人だ」という時の「純粋」は、2や3の「邪念や私欲のないこと」「そのことだけをいちずに行うこと」といった意味です。
使い方(例文つき)
ここでは、前段で説明した「純粋」「邪念がない」「一途」などといった意味での「純粋」について、使い方を紹介します。
例えば、目標に対してひたむきに頑張っている様子や私利私欲がない人などについて言う時、「純粋」が使えるでしょう。
例文
・「彼は、その夢だけを純粋に追いかけて努力している」
・「彼は少年のように純粋な心を持っている」
・「彼女は、純粋にテニスが好きだという気持ちで毎日練習に取り組んでいる」