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パイパンにする女子の割合とは? パイパンのメリット・デメリットを解説

山本茉莉

パイパンにしている女子はどれぐらいいるのでしょうか? また、パイパンのメリットとデメリットとは? 男性がどう思っているのかの意見を交えつつ解説します。

「パイパン」とは、デリケートゾーン(VIO)の毛がないツルツルの状態を指します。近年ではパイパンにする女性が増えてきていますが、パイパンにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

そこで今回は、20代と30代の女性にパイパンに関するアンケートを実施。併せて、パイパンに対する男性の意見も紹介します。パイパンにするか迷っている人はぜひ参考にしてください。

パイパンにしている女子の割合についてアンケートを実施

まずは、実際にパイパンにしている女性がどれくらいいるのかを見てみましょう。20〜30代の女性200人にアンケートを行い、以下の質問について回答してもらいました。

Q.あなたはパイパンにしていますか?

はい(12.5%)
いいえ(87.5%)
(※1)有効回答数200件

全体の1割の女性がパインパンにしている

アンケート結果では、およそ1割の女性がパイパンにしていることが分かりました。約10人に1人がパイパンにしているというのは、思ったよりも多い数字ではないでしょうか。

女子がパイパンにするメリットは? 実際にしている人の意見

パイパンにしている女性が増えているのは、メリットが大きいからだと考えられます。先ほどの質問で「はい」と回答した女性に、パイパンにして良かったことについて聞いてみました。

(1)生理中の不快感がなくなる

・「下着やおりものシート、生理ナプキンの蒸れが軽減された」
・「生理の時ラク」
・「生理中の蒸れが気にならなくなった」

回答結果で多数を占めていたのは、生理中の快適さです。パイパンにすると経血がアンダーヘアに付かないため、手入れの手間が軽減されるようです。

(2)かゆみや蒸れ、においが軽減される

・「デリケートゾーンのかゆみや蒸れがなくなった」
・「蒸れやにおいが軽減」
・「清潔感がある」
・「かゆくない。 毛が落ちない」
・「嫌なにおいが減った」

生理中に限らず、かゆみや蒸れについての悩みが解消されたという声も多くありました。

パイパンは別名「ハイジニーナ」ともいいますが、ハイジニーナの語源は「衛生」を意味する「ハイジーン」です。

アンダーヘアをなくすことでデリケートゾーンを衛生的に保てるのは大きなメリットでしょう。

また、蒸れが解消されることでにおいが気にならなくなったという意見も。

(3)見た目がきれいになる

・「見た目がきれい」
・「彼氏とする時に気にすることがなくなった」

衛生面以外では、見た目的な美しさにメリットを感じている人が多いようです。

デリケートゾーンのお手入れ具合は、セックスする際に気になるポイントの1つ。パイパンにすることで相手に不快に思われていないかなどの心配事がなくなったという意見もありました。

パイパン女子に対する男性の意見は賛否が分かれる結果に

男性はパイパン女子についてどう思っているのでしょうか? 20~30代の男性200人に、パイパンな女性のことをどう思うかアンケート調査(※2)をしました。

結論から言うと、パイパンに対する男性の意見には賛否両論がありました。それぞれの意見をご紹介します。

賛成意見

・「きれい」
・「清潔感があると思う」
・「魅力がある」
・「手入れが整っている」
・「かわいい」
・「美意識が高い」
・「衛生的」

アンケートの結果では、男性がパイパンのどういった点に魅力を感じているのかが分かりました。中には「パイパンの方がセックスする際に興奮する」という意見も。

また、アンダーヘアまでこだわりを持って手入れをしている点に美意識を感じる人も多いようです。

反対意見

・「プロっぽくて嫌」
・「子どもっぽく見え、少し萎える」
・「嫌い」
・「ありのままではない感がある」
・「エッチが好きな人なのかなという印象」
・「剛毛な方が好み」

パイパンに好意的な男性がいる一方で、ネガティブな印象を持つ男性もいます。ありのままではない姿に違和感を覚える人や「無毛ではなく毛が残っている状態が好み」という意見もありました。

賛成でも反対でもない意見

・「特に何も思わない」
・「好きにすれば良い」
・「気にしない」
・「人それぞれ」

女性のパイパンに対し、賛成でも反対でもない男性もいました。男性の中でもさまざまな意見があり、好みは人によって分かれることが読み取れます。

パイパンのデメリットは?

パイパンにはメリットがあると紹介しましたが、デメリットもいくつかあります。パイパンにしたいと思った時は、メリットとデメリットの両方を理解した上で処理をするか決めましょう。

パイパンにするデメリットには以下が挙げられます。

(1)デリケートゾーンの黒ずみが目立つ可能性がある

肌の摩擦などでデリケートゾーンが黒ずみやすくなることがあります。パイパンにすることで、それまでは毛で隠れていた黒ずみがあらわになるかもしれません。気になる人は黒ずみのケアも必要になるでしょう。

(2)温泉や銭湯などで視線を感じやすい

今ではパイパンにする人も増えてきていますが、世代によってはパイパンを珍しいと思うこともあるでしょう。そのため、温泉や銭湯に行った際には、周囲の人に見られる可能性があります。

(3)施術が痛い場合がある

脱毛処理をする際に、他の部位に比べてデリケートゾーンは痛みを感じやすいと言われています。ただし、一部のクリニックでは施術時に麻酔をしてもらえることもあるので、相談してみるのも良いでしょう。

(4)医療脱毛の場合は元の状態には戻せない

VIOの医療脱毛が完了すると、毛のある状態にはほぼ戻せません。勢いに任せて処理を始めるのではなく、後悔しないかをよく考えた上でパイパンにするかどうかを決めましょう。

シェーバーなどで処理をしてみて、パイパンに近い状態を体験してから決めるのがおすすめです。

パイパンにするならメリット・デメリットも押さえておこう

一般女性へのアンケートでは、全体の約1割の女性がパイパンにしていることが分かりました。およそ10人に1人がパイパンにしていることから、パイパンが一般的になってきていることがうかがえますね。

パイパン女子へのイメージを男性に聞いてみると、賛成派と反対派で意見が分かれる結果に。一方で、賛成でも反対でもないという男性も一定数いました。

パイパンには「生理中の手入れが楽」などのメリットがありますが、「黒ずみが目立ちやすい」などのデメリットもあります。パイパンにするか迷っているなら、アンケート結果やメリット・デメリットを踏まえた上でよく考えてみてください。

(山本茉莉)

※画像はイメージです

(※1)マイナビウーマン調べ
調査日時:2022年2月3日~2022年3月3日
調査対象:20~39歳の女性
調査人数:200人

(※2)マイナビウーマン調べ
調査日時:2022年2月3日~2022年2月3日
調査対象:20~39歳の男性
調査人数:200人

※この記事は2022年03月29日に公開されたものです

山本茉莉

あなたの「知りたい」をかなえるフリーライター。WEBメディアのディレクターを経験後、自分の文章で生きていくことを決意して独立。現在は恋愛コラムからトレンドファッション、ビジネスに関する話題まで幅広く執筆中。<ライター・編集者・読者>の3つの視点から、分かりやすい記事を届けることを信念としている。

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