愛情表現とは? 男女別の言動と効果的な愛情の伝え方
彼氏や彼女、夫や妻に対して愛情表現をしていますか? 反対に相手からはどのように愛情を受け取っているでしょうか? この記事では愛情表現の意味と、男女別の言動例などを紹介します。
付き合っている相手や結婚相手に対して、しっかり愛情を伝えていますか?
また、あなた自身は相手からの愛情表現に気づいているでしょうか。
「わざわざ言葉や行動で示さなくても、相手に伝わっているはず」と思っていても、実はあまり伝わっていないこともあります。
そこで今回は、男女別の愛情表現を紹介。また、愛情表現が苦手なパートナーとの付き合い方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
愛情表現とは?
そもそも、愛情表現とはどんな意味を持つのでしょうか?
まず、「愛情」という言葉の意味を確認していきましょう。辞書によると以下のように説明されています。
あい‐じょう〔‐ジヤウ〕【愛情】 の解説
1 深く愛し、いつくしむ心。「―を注ぐ」
2 (性愛の対象として)特定の相手を恋い慕う心。「ひそかな―をいだく」
→愛[用法]
(『デジタル大辞泉』小学館)
つまり「愛情表現」とは、相手をいつくしむ気持ちや恋い慕う気持ちを、言葉や態度、行動で示すことといえます。
愛情表現の方法は、「好き」と言葉で伝えたり、キスやハグをしたりなど、さまざまあるでしょう。
恋愛で愛情表現を求める理由
愛情表現は、どうして必要なのでしょうか? 相手に愛情表現を求める理由から、その効果について考えていきましょう。
(1)愛されているという実感が欲しいから
相手から愛されているという実感を得たくて、愛情表現されることを求める場合があります。
恋人や夫婦になるということは、少なくともお互いに好意や愛情を抱いているはず。
しかし、相手からの愛情表現がないと、その気持ちに確信が得られず不安になってしまうことがあるかもしれません。
お互いに愛情を示すことによって、相手からの愛情を感じ、それが安心感を得ることへとつながるのです。

「愛されたい症候群」になる心理や対処法を、心理カウンセラーの小日向るり子さんに教えてもらいます。
(2)自信を持ちたいから
相手からの愛情表現を求める理由として、「自分に自信を持ちたいから」ということも考えられます。
愛情を示されることで「自分は愛されているんだ」と実感でき、それが自己肯定感へとつながるのです。
誰かから大切に思われているという自信は、恋愛においてだけでなく、仕事や日常生活でも良い影響を及ぼすことがあるでしょう。
そのため、2人の関係をより良好に保つためにも、愛情表現が必要といえるかもしれません。

心理カウンセラーの秋カヲリさんに、愛されている証拠や愛される女性の特徴について解説してもらいます。
結婚後も愛情表現は必要?
結婚後は、恋人同士だった時のドキドキ感は徐々に薄れてきて、相手は生活を共にするパートナーといった存在になります。
「男・女」というよりも家族のような存在になり、愛情表現をするのを気恥ずかしく感じるようになる人もいるのではないでしょうか。
しかし、結婚後こそ愛情表現は大切だと言えます。愛情を示すことによってマンネリ化を防げたら、良好な夫婦関係が長続きするでしょう。
とはいえ、愛情表現の仕方は変わってくる人もいるかもしれませんね。例えばハグやキスといった愛情表現が、「今日のごはんおいしい! いつもありがとう」「○○と結婚できて幸せ」といった言葉に変わる……などなど。
愛情表現の仕方は人それぞれ。また、どんな夫婦でいたいかの理想もそれぞれなので、結婚後も恋人同士の時と同様の愛情表現をする人もいれば、信頼できるパートナーとしての愛情表現に変わっていく人もいるかもしれません。
愛情表現をするメリット
続いては、自分から相手に愛情表現をすることで得られるメリットを紹介します。
(1)自分の気持ちが伝わる
いくら心の中で「大好き」「いとおしい」と思っていても、相手に伝わっていなければ思っていないのと同じになってしまいます。
それが原因で、すれ違いや誤解が生じてしまうこともあるでしょう。
自分からしっかり愛情表現をすることで、相手のことを大切に思っているという気持ちを伝えることができるのです。
(2)相手を不安にさせない
相手からの愛情を実感できないと、2人の関係に対して不安や不満を感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、しっかり愛情表現をして相手に気持ちを伝えることで、それらの問題が解消される場合も。
相手に悲しい思いや寂しい思いをさせないためにも、明確な愛情表現は大切だといえます。
▶次のページでは、カップルや夫婦におすすめの愛情表現の仕方や、男女別の愛情表現の違いをご紹介していきます。