倦怠期の原因とは? なりやすい時期と乗り越え方を解説
どんなカップルにも倦怠期が訪れる可能性があります。いざ自分たちが迎えてみると、原因が分からずに悩んでしまいますよね。今回は、倦怠期になる原因と対処法を解説。当てはまる原因を知って、倦怠期を乗り越えましょう。
どんなカップルでも経験する可能性がある、倦怠期。何となく気持ちが冷めてしまい、関係性が悪化すると別れにつながることもあります。
倦怠期を迎える原因はカップルによってさまざま。当てはまる原因を知って、対処法を見つけていくことが大切です。
今回は、カップルが倦怠期を迎える原因と対処法を解説します。2人で倦怠期を乗り越えるきっかけにしてくださいね。
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倦怠期とは? なりやすい時期や乗り越え方、特徴をチェック
そもそも倦怠期とは?
倦怠期とは、カップルや夫婦の間柄について、飽きる、嫌になる時期のことを言います。読み方は「けんたいき」です。
恋の始まりはときめきを感じて盛り上がっていたのにも関わらず、いつしかその新鮮さはなくなって一緒にいてもつまらなくなった……。倦怠期には、そんな気持ちが湧いてくるのです。
倦怠期の意味や類義語・対義語を解説しています。
倦怠期カップルの特徴
倦怠期に突入すると、以下のような特徴が表れやすくなります。
・相手に興味がなくなる
・一緒にいてもドキドキしなくなる
・会話や連絡頻度、デートの回数が減る
・けんかが増える
・自分を良く見せようとしなくなる
上記のうちに当てはまるものが多ければ、倦怠期を迎えている可能性があるでしょう。
倦怠期を迎えたカップルや夫婦の特徴を10個ご紹介しています。
倦怠期が訪れやすい時期
倦怠期になる時期はカップルによって違いますが、一般的に付き合って「3~6カ月目」に訪れやすいといわれています。
3カ月以上付き合っていると、相手の細かい部分まで見えてくるもの。それが不満の原因になったり、嫌なところが目につきやすくなったりするきっかけになるのかもしれません。
この時期は慣れも出てくるので、相手への興味が薄れやすい時でもあります。
また、最初の倦怠期を乗り越えたとしても、付き合いが1~3年以上になると2度目が訪れる場合もあります。
相手が家族のような存在になったことで、スキンシップをするのが気恥ずかしくなる場合も。その結果、相手への恋愛感情があるのか分からなくなることも珍しくありません。
関係性が安定してもマンネリ化したり、一緒にいる時間が長すぎたりすると倦怠期が訪れる可能性があるのです。
倦怠期が訪れやすい時期について、詳しくはこの記事でも解説しています。
倦怠期になる原因9つ
倦怠期とは、恋人やパートナーに対してドキドキ感がなくなったり嫌になったりする時期のことです。
どんなカップルも迎える可能性があるとはいえ、いざ自分たちが倦怠期に突入したら、原因が分からず不安になりますよね。
そこでここからは、カップルが倦怠期になる原因を紹介します。倦怠期を乗り越えるためには、まず原因から突き止めてみましょう。
(1)マンネリ化しているから
倦怠期を迎える原因としてまず考えられるのは、関係性がマンネリ化していること。日々のデートや相手への思いなど、「慣れ」が「飽き」に変わった時、倦怠期を迎えます。
付き合った当初は、いろいろなことを真新しく感じたと思います。何をするのも、どこへ行くのも相手との初めてを楽しんだのではないでしょうか。
ひと通りのことを済ませてしまうと、デートも「いつものところで良いか」とワンパターンになりやすいです。その結果、お互いが飽きてしまい、デートの回数が減ることもあるでしょう。
マンネリ化の意味と特徴を詳しく解説します。
(2)付き合いが長いから
長く付き合っているカップルほど倦怠期を迎えやすいと考えられます。
一緒に過ごす時間が長いと、どうしても付き合ったばかりの頃のドキドキを忘れがちになります。付き合いが長くなるにつれて、新鮮さに欠けていくのが原因でしょう。
(3)話し合う習慣がないから
2人で過ごす時間が長いと、「言葉にしなくても理解してくれる」と思えるほど、相手に対しての信頼感が生まれるもの。
それは良いことですが、もしかしたら「言わなくても分かるよね?」という勘違いから、話し合う習慣が減り、すれ違いの原因になっているのかも。
言葉足らずの状態が続くと、倦怠期が訪れる可能性があります。
倦怠期になってしまった時こそ話し合いが必要。倦怠期に話し合うべき内容をチェックしてみましょう。
(4)相手への興味が薄れてきたから
実際には相手を知り尽くした訳ではなくても、一緒にいる時間が長いと恋人についてほとんどのことを知ってしまい、興味が薄れやすくなります。その結果、倦怠期を迎えているのかもしれません。
特に、同棲をしている、または会う頻度が高いカップルは、この傾向に当てはまる可能性が高いと言えます。
(5)相手への気持ちに温度差があるから
倦怠期は、カップルのどちらか一方だけが迎える場合もあると考えられます。
例えば片方だけが相手に依存していると、依存された側は2人で過ごす時間を苦痛に感じるかもしれません。このように2人の気持ちに温度差がある場合、どちらか一方だけが冷めてしまったり、相手の嫌なところが目についたりすることも。
相手への思いに差があることに気づいた時、倦怠期を迎えやすくなるかもしれません。
相手にドキドキしなくなったことは、実は悲観する必要はないのかもしれません。
(6)自分磨きを怠っているから
付き合いが長くなると、自分磨きを怠りがちになるのも倦怠期の原因かもしれません。
付き合ったばかりの頃に比べて「かわいい」「かっこいい」と思われたい気持ちが減っていませんか? 相手からどう見られるかを気にしなくなった時、ドキドキ感が薄れてしまうのです。
「自分磨きって何すればいいの?」という人は、この記事をチェックしてみてくださいね。
(7)疲れているから
仕事や学業で疲労が蓄積されると、カップル間にも悪影響を及ぼすことがあります。疲れているとスキンシップを怠りがちになったり、デートを楽しめなかったりする原因に。
忙しいと、恋人との関係を負担に感じてしまう可能性があります。その結果、倦怠期の原因になるかもしれません。
好きな人に対して急に冷めてしまう原因と対処法をご紹介します。
(8)将来への価値観が異なるから
倦怠期の原因として、将来への価値観が異なることも考えられるでしょう。結婚するタイミングを失っていたり、結婚に対する考えが違っていたりすると「このまま付き合う意味はあるのかな?」と、関係性に疑問を抱きます。
いくら付き合いが長くても、向かっている方向が異なるとすれ違いの原因に。そんなすれ違いも、倦怠期の原因になり得ます。
恋人との価値観が違う時にどう対処するべきか、心理カウンセラーが対処法をご紹介します。
(9)お互いに不満がたまっているから
お互いに相手への不満がたまっていると倦怠期を迎えやすくなります。不満があっても伝えられない場合や、本音が言えない状態が続くとお互い何を考えているのか理解できません。
もし関係を壊さないために黙っていたとしても、いつかは我慢できなくなりけんかに至ることもあるでしょう。
喧嘩をするのは相手に深い愛情があるからこそ。時には喧嘩になってもいいんです。
▶次のページでは、倦怠期を迎えた彼氏・彼女の心理をご紹介していきます。