「惚れる」の意味とは? 「好き」は違う? 男女別・惚れる瞬間10選
恋愛での「惚れる」と「好き」に違いはあるのでしょうか。「優しい女性に惚れる」「仕事ができる女性に惚れる」「助けてくれた男性に惚れる」など、惚れる瞬間はさまざま。恋愛コラムニストのさかもとみきさんに、惚れるきっかけや理由を男女別に紹介してもらいます。
「一目惚れで好きになりました」や「優しくされて惚れました」など、相手に「惚れる」話は、恋愛相談でもよくあります。
では、その恋がはじまる「惚れる」スイッチはどんな時に入るのでしょう。どう工夫したら恋の相手を惚れさせることができるのかも知りたいですよね。
今回は、男女別の相手に惚れる場面や、相手に惚れてもらうためにすべき行動を紹介します。
恋愛での「惚れる」の意味は? 「好き」とは違う?
「惚れる」とは、心が一瞬で奪われ、好きになってしまうことをいいます。
広辞苑でも、惚れるとは「心を奪われるまでに恋い慕う。恋慕する」とあり、好きとは「気に入って心がそれに向かうこと。その気持ち。」とあります。
惚れると好きの違いは、ほぼありません。「好き」になるきっかけや理由の1つとして「惚れる」ことがあるのです。
一目惚れのように、出会った瞬間に心を奪われる恋もありますが、友達や仕事上の付き合いでずっと仲良くしている人に「惚れる」ことや、すでに付き合っている恋人に「惚れ直す」こともあります。
いずれにせよ、「惚れる」時は心に風が吹くようだったり、気持ちの温度が一気に上がったり、「あ、私この人のこと好きだ」というのがはっきり分かります。まさに恋に落ちた状態となるのです。
女性が惚れる瞬間&女性心理5選
では、実際にどんなことがきっかけで女性は男性に惚れてしまうのでしょうか。
(1)優しい気遣いをしてくれた
惚れるきっかけとしてよくあるのが、優しくされることです。
例えば、重い荷物をさりげなく持ってくれた、自然に車道側を歩いてくれた、困っている時に気づいて助けてくれた、など。
そんな、優しく紳士的な気遣いが自然とできる男性に、つい惚れてしまう女性も多いです。
(2)弱っていた時に心配して助けてくれた
友達や、仕事関係で関わる人に「惚れる」ことも少なくありません。多いのは、女性が困っている時や弱っている時に男性が心配して、助けてくれた時です。
「大丈夫?」「無理してない?」と気に掛けてくれたり、車や機械の故障をさらっと直して助けてくれたりした時。
また、普段と違う顔色や体調に気づいてかばってくれたり、さりげなく仕事の失敗をフォローしてくれたりすると、惚れてしまう女性も多いです。
(3)声や筋肉に男性らしさを感じた
言動だけでなく、その人の持つ男性らしさや仕草に惚れる瞬間もあります。
例えば、仕事終わりにネクタイを緩めてオンからオフに変わる瞬間や低くて渋い声を聞いた時、腕まくりをした腕に浮き上がる筋や筋肉を見た時などです。
(4)デートで紳士的にリードしてくれた
デートでは、惚れる機会が増えやすくなります。
ムードあるお店や人気のお店を内緒で予約していたり、待ち合わせ場所からデートの終わりに駅へ送るところまでずっと女性のことを考えてくれたりすると、女性もうれしさで気持ちがぐっと高まるはず。
以前話していた好きなものや場所をデートに組み込むような男性の気遣いに惚れることもあるでしょう。
(5)仕事や得意分野に一生懸命取り組む姿を見た
何かに一生懸命打ち込む姿は、人の心を打ちやすいもの。
例えば、不意に仕事モードの彼の一面を見た時、趣味のフットサルでゴールを決めた瞬間のうれしそうな笑顔を見た時など、その人の普段は見られない何かに打ち込む姿に惚れることもあります。
男性惚れる瞬間&男性心理5選
惚れることで恋愛が始まるのは、女性だけではありません。男性が女性に惚れることも多々あります。
(1)優しく声を掛けられた
女性と目が合っただけ、話し掛けられただけで惚れたという恋愛相談は多くあります。
実際に、女性からのあいさつや応援、見た目・中身を褒める言葉を受けて、「優しい女性だ」と惚れる男性も多いんです。
(2)さりげない気遣いやフォローをしてくれた
女性のさりげない気遣いも、男性が惚れるきっかけになります。
例えば、仕事の失敗をフォローして周りに分からないようにしてくれたり、疲れている時にねぎらいの言葉を掛けてくれたりする女性に惚れる男性も少なくありません。
(3)自分にだけ弱みを見せてくれた
男性が「守ってあげたい」と思う部分を持つ女性も、魅力的に映ることがあります。
普段は気丈なのに自分にだけ弱音を吐いたり、悩みを打ち明けたりしてくれる女性にはギャップを感じ、惚れるきっかけになることも。
(4)いつもと違う髪型や服装にドキッとした
一目惚れという言葉もあるくらい、見た目から「惚れる」ことも多々あります。
男性が女性に惚れる時、第一印象ももちろんありますが、髪を切った姿や私服を見たりして印象が変わり、惚れることもしばしばあります。
シーンに合わせて機能的なもの、自分に似合うものを知り、選べる女性も男性には魅力的に映るのかもしれません。
(5)仕事に真剣な姿に心を打たれた
物事に真剣に取り組んでいる姿は男女とも魅力的に映ります。
一生懸命仕事に打ち込んでいる姿や、結果を出すために努力している姿に心を打たれる人は多いんです。
そのため、仕事で能力を発揮して結果を残すことができる女性に惚れる人もいます。
好きな人を惚れさせる方法5選
好きな人だけを惚れさせる確実な方法はありませんが、惚れられる確率を上げる言動や態度はあります。以下にその方法を5つ紹介します。
(1)あいさつをしたり褒めたりする
まずはあいさつやねぎらいの言葉、相手を褒める言葉を気軽に直接伝えることができる関係性を目指しましょう。
明るく前向きな言動は好印象を与えますし、褒めることで「自分を見てくれている!」と相手の心に刺さることがあります。
(2)笑顔を欠かさない
相手を惚れさせるために、自分を磨くことももちろん大事ですが、それをすっ飛ばして今すぐにでも取り入れられるのが笑顔です。
相手の笑顔に惚れる人は多くいます。笑顔は、相手を受け入れて肯定する印象を与えるため、相手の心をつかめるチャンスを増やしてくれます。
(3)精神的に自立し自信を持つ
自分の武器があると、それは自信になり、堂々とした立ち振る舞いができるので仕事やプライベートもうまくいくことが増えるでしょう。
そんなポジティブなオーラや、仕事で頑張る姿に惚れることも少なくありません。
まずは髪の毛や肌のケアだけは欠かさない、メールは誰よりも早く返すなど、小さなことからで良いので自分に自信をつけましょう。
弱さをさらけ出すことで相手との距離を縮められる場合もありますが、それは自立心や強さがあってこそ、ギャップとして深く相手に刺さるのです。
(4)自分からアクションする
相手がある程度自分に好意を持っていると分かっている場合は、自分からデートに誘って仕掛けていくのも良いでしょう。
お店のチョイスやデートでの会話、ちょっとしたボディタッチ。また、「あなたに好意を寄せている」と匂わせることを言ってみるなど、相手を惚れさせる機会はデートの中で多くつくれます。
(5)主導権は自分が握る
女性の場合、男性を惚れさせるためには「軽い女」と思われない、尊重できる女性でいることも重要です。
例えば、どんなにデートが楽しくても、相手に惹かれていても、終電は乗り過ごさないなど。場の雰囲気に流されず、帰り際の主導権は自分で持つようにしましょう。
簡単に誰にでも落とせる女性ではないからこそ、自分に好意を向けてくれることに特別感を感じます。そのため、安易に流されないことが、男性に惚れられるためには重要なのです。
まずは「自分なら惚れる」という人のまねから始めよう
明日すぐに惚れられる人になるのは難しいかもしれません。しかし、実は日々のちょっとした行動を変えるだけで、惚れられやすい人になることはできます。
自分の魅力が分からない場合、まずは「自分だったらこういう人に惚れる!」と感じる魅力的な人の見た目や中身をまねするところから始めてみましょう。身近な人でも、SNS上の人でもOKです。
前向きな行動や言葉を増やして、恋愛のチャンスを広げてくださいね。
(さかもとみき)
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※この記事は2021年11月30日に公開されたものです