社会人の生活にはさまざまなマナーがあります。特に仕事をする上では、みんなが気持ちよく業務に集中できるよう、最低限のマナーは守ってほしいですよね。そこで今回は、まわりにいるマナーが守れていない女性のエピソードについて、働く女性に聞いてみました。
■正しい日本語が使えない
・「敬語がうまく使えない。尊敬語謙譲語などが混ざってしまっている」(30歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「敬語がきちんと使えない。職場内でも、対外的にもきちんとした言葉遣いができないと、印象が悪いから」(30歳/学校・教育関連/専門職)
敬語やていねい語といった、日本語の使いこなしができていない人、実はけっこういますよね。どんなに親しい間柄でも、目上の人には敬語で接するのがビジネスの常識です。
■休みや遅刻に対しての認識が甘い
・「休むときの連絡がLINE。しかも始業時間ちょうどに送信してきてた」(28歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「平気で遅刻をしたり、休憩時間を守らないこと」(23歳/その他/その他)
時間を守ることは社会人として最低限守りたいルールですが、仕事を休んだり遅刻することに対する認識が甘い人もいるようです。休みや遅刻は口頭で理由や謝罪の言葉を述べることが大切です。
■きつすぎる香水
・「香水がきつい。エレベーター内がにおってしまうくらい」(33歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「お客さまと接する仕事なのに、厚化粧で香水プンプンのスタイルはどう見ても異常」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
主張が強すぎる香水もビジネスには不適切。香水のニオイを嫌う人もいるので、できれば無臭がベストでしょう。清潔感のある身だしなみを心掛けたいですね。
■空気を読まずに話す
・「取引相手の時間の都合を気にしない女性。相手が急いでいる、など雰囲気を感じ取らずゆっくり業務などを説明しているのを見ると、マナーがないなと思う」(30歳/その他/販売職・サービス系)
・「空気を読まず、長話をし続ける。相手の迷惑そうな、面倒くさそうな顔、早く話を終えたそうな顔を見て、上司だから止められず、申し訳なかった」(32歳/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
相手の気持ちを読み取らずに、自分一人で盛り上がっている人もいますが、相手にとっては迷惑な話。相手の時間を使っていることを忘れずに、さっさと本題に入って簡潔に話しましょう。
■声の大きさに対する配慮がない
・「ほかの人の業務中に大声でおしゃべり。電話の相手先にも失礼だから」(27歳/情報・IT/事務系専門職)
・「声が大きすぎる。ほかの人の仕事を邪魔するような範囲はまずいと思う」(30歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
場の状況を考えずに大きい声で話す人は、それだけでがさつな印象を与えてしまいます。相手との距離や状況を見極めて、適切な声の大きさで話すことが大切です。
■職場で「女」を振りまく
・「男性にでれでれした態度を取ること。仕事中なのでやめてほしい」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「男性社員にだけ甘えるような態度で、女性社員には冷めた態度であからさま。人として嫌い」(32歳/学校・教育関連/事務系専門職)
男性社員にちやほやされたいのかもしれませんが、職場はあくまで仕事をするために集まる場所。目的を忘れたような行動は慎んでほしいですね。
■まとめ
仕事上でマナーがないと思う女性について、さまざまな意見が寄せられました。これらのことを逐一、会社のルールとして制定することはまず無理でしょう。社会人として生活する以上は、周囲の人を不快にさせないよう、気遣うことを忘れてはいけませんね。
(ファナティック)
※画像はイメージです
※マイナビウーマン調べ
調査日時:2016年11月22日~12月2日
調査人数:102人(22歳~34歳の女性)