「フラグ」とは何? 意味や使い方を例文付きで詳しく解説
「フラグ」とは何か、正しく理解できていますか? メディアや若者の間でよく使われる言葉ですが、あいまいな使い方をしている人も多いでしょう。今回はビジネス系用語に詳しいライターのSaiさんに、「フラグ」の意味や使い方を例文付きで解説してもらいます。
「フラグが立つ」や「フラグ回収」などという言い回しを、メディアやSNSなどで見聞きしたことがある人は多いのではないでしょうか?
日常生活でもよく使う言葉ですが、具体的な使い方が分からない人もいるでしょう。
そこで今回は、「フラグ」の意味や使い方を、よく聞く言い回しごとに例文付きで解説。
また、ビジネスメールを送る時に使う「フラグ機能」についても併せて紹介します。
目次
「フラグ」とは?
まずは、「フラグ」とはどのような言葉なのかを知るため、意味や語源などを確認してみましょう。
「伏線」や「前触れ」などを意味する言葉
「フラグ」は、「伏線」や「前触れ」という意味。
マンガや映画などにおける、今後のストーリー展開が予想できてしまうような伏線的な描写を指す際に用いられる言葉です。
物語の中でこれからどうなるかがある程度予測できる典型的な演出、ある種のお決まり的な展開を意味しています。
元々は英語「flag」を語源とするプログラミング用語
マンガやアニメなどの「伏線」や「予測」などに関して使われる「フラグ」ですが、語源は英語の「flag」で、元々はプログラミング用語として使用されていました。
プログラム上において特定の動作をさせる条件付けや、設定した条件が成立したかどうかを表す変数などを「フラグ」と呼んでおり、RPGや恋愛ゲームなどにおいてストーリー分岐を作る時などに使われる言葉です。
このことから、「ゲーム内での条件をクリアしているか、していないか」という意味でも「フラグ」は使用されています。