オブザーバーとは? 意味や言い換え表現・必要性を解説
オブザーバーの必要性やメリット
会議や研修などで頻繁に登場することが予想される「オブザーバー」。実は、ビジネスシーンにおいてさまざまな役割を持つ存在であるといわれています。
最後に、その代表的な役割を1つずつ確認してみましょう。
(1)客観的な視点で会議を公平に進めること
まず挙げられるのが、「主観に左右されず会議等を公平に進める」という役割です。
社内会議やプレゼンなどでは、ポジションや私的な感情などから特定の参加者に肩入れする人も少なくありません。
しかし、第三者である「オブザーバー」が入ることで参加者は客観的な視点で観察されている意識を持つため、話し合いが一方的に終わるような流れを防ぐことができると考えられます。
(2)議論の内容を充実させること
次に着目したいのが、「議論をより充実させる役割を担っている」という点です。
基本的には発言権を持たず傍観している「オブザーバー」ですが、専門家を「オブザーバー」として呼ぶ場合は、会議の進行を妨げない範囲で知識や情報を提供することも少なくありません。
例えば、新規プロジェクトに携わる場合などにその分野に詳しい人を「オブザーバー」として配置すると、必要に応じて専門的な知識を得られるため、内容が濃い議論ができると予想されます。
意味や場面別の使い方を理解して正確に使おう
会議や研修などでよく見聞きする「オブザーバー」という言葉。ビジネスシーンだけでなくニュースなどでもよく使われる言葉ですが、あいまいな使い方をしている人は多いでしょう。
しかし、「オブザーバー」の場面別の意味や類語との違いなどを一度把握してしまえば、状況や場面に応じて正確に「オブザーバー」を使用できるようになります。
ビジネスシーンにおける使い方や「オブザーバー」の役割なども併せて理解しておき、自信を持って使えるようになりましょう。
(Sai)
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※画像はイメージです
※この記事は2021年06月23日に公開されたものです