「プライオリティ」とは? 意味や使い方を徹底解説
「プライオリティ」を用いたさまざまな表現
「プライオリティ」をさまざまなシーンで見かける理由は、「プライオリティ」を使った言葉がたくさんあるからです。
ここでは「プライオリティ」を使った言葉をいくつかピックアップして紹介するので、それぞれの言葉の意味や指し示すものをしっかり理解しましょう。
プライオリティシート
バスや電車などで見かけることが多い「プライオリティシート」は、「優先席」を表しています。
高齢者はもちろん、けがをしている人や妊娠している人が安心して公共交通機関を使えるように設けられた座席のことです。
一般的に、海外の人でも分かりやすいように、「優先席」と「priority seat」が併記されています。
プライオリティシーティング
「プライオリティシーティング」は、レストランの利用時間をあらかじめ伝え、その時間に来店すると「優先的に座席へ案内してもらえるサービス」のことです。
いわゆる「予約席」のような意味合いで、主に東京ディズニーリゾートなどで使われています。
混みやすい時間帯にレストランを利用したい場合は、ぜひ「プライオリティシーティング」を活用しましょう。
プライオリティパス
海外へよく行く人ほど知っておきたい言葉が「プライオリティパス」です。
「プライオリティパス」とは、「世界各国の空港ラウンジを無料で使用できる会員サービス」のことで、飛行機の座席クラスにかかわらず使えます。
「プライオリティパス」は、専用のサービスへ申し込む以外にも、クレジットカードの利用特典に含まれていることがあり、ちょっとした負担で手軽にぜいたくな時間を過ごせるのが魅力。
搭乗の前後にゆっくりでき、出張や旅行の時の疲労改善に効果的なので、海外へ行く機会が多い人は、忘れずに「プライオリティパス」を活用してくださいね。
ファーストプライオリティ
英語の「first priority」を語源に持つ「ファーストプライオリティ」は、「最優先事項」という意味の言葉です。
「プライオリティが高い」という表現よりも優先度が高く、他のどんなことよりも優先して行ってほしい仕事などに対して使用します。
例えば、複数の仕事に対して「プライオリティが高い」と表現すると、その中での順位は相手が付けてしまうため、こちらの意図とは違った結果になることも。
そこで、「ファーストプライオリティ」を用いることで、より正確な優先順位を伝えるのが可能です。
その際「ファーストプライオリティ」は、複数のものに対しては使えないことに気をつけましょう。