「プライオリティ」とは? 意味や使い方を徹底解説
「プライオリティ」を使う際の注意点
「プライオリティ」は、幅広いシーンで使いやすい言葉である一方、まだ浸透しきっていない言葉でもあります。
そこで、最後に「プライオリティ」を使う時の注意点を解説します。
無理に使うと意味が伝わらない
「プライオリティ」を使う時に気をつけたいのが、無理に使おうとしないことです。
相手に必要以上のプレッシャーをかけてしまったり、自分の思っている意図では受け取ってもらえず仕事の進行に支障が出たりと、積極的に「プライオリティ」を使った結果、さまざまな不都合が生じることも。
そのため、指示を分かりやすく伝えたい時には、「プライオリティ」よりも「優先」と、日本語で伝える方が良いでしょう。
相手によっては、「プライオリティ」と表現することを回りくどいと思う場合もあるので、相手に合わせて使っていきましょう。
社外の人から見られる場面ほど使いやすい
「プライオリティ」は、使う相手を選んだ方が良い言葉ですが、社外の人を招いたり相談したりする場面では積極的に使っていきましょう。
「優先度が低い」「後回しで良い」といった直接的な表現は、仕事に優劣を付けているように思われ、印象が悪くなってしまうからです。
「プライオリティ」を使うことで直接的な印象がなくなる上、そもそも「プライオリティ」という言葉自体に優れた印象を持つ人が多いため、たとえ聞こえてしまっても嫌悪感を持たれることはないでしょう。
営業や広報など、社外の人とのやりとりが多い部署ほど「プライオリティ」を使うようにすると、余計なトラブルや不信感を与えずスムーズに物事を進められるでしょう。
「プライオリティ」を上手に使って円滑に仕事を進めよう!
優先順位を表す「プライオリティ」は、仕事に取り組む順番を指示する時に使用できる便利な言葉。
優劣を決めるようなニュアンスがある「優先順位」という言葉を使うことで、社外の人に不信感を与えてしまうような場面では、言葉の意味を濁して伝えられる「プライオリティ」を使うと良いでしょう。
ただし、直接的な表現ではないからこそ、相手にうまく伝わらないこともあるので、状況や伝える相手によって「プライオリティ」を使うかどうか決めてくださいね。
相手が理解しやすいことを第一に考えて、「プライオリティ」を使いこなしてくださいね。
(kirara)
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※この記事は2021年06月22日に公開されたものです