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「ありがとうございます」を正しく使えてる? 敬語・言い換え表現とは

kirara

「ありがとうございます」をメールで使う時のポイント

「ありがとうございます」は、よくビジネスメールなどで使われる表現です。文面で使う場合は口頭よりも注意が必要な場面があるので、ポイントを押さえておきましょう。

(1)漢字の変換に注意する

前述のとおり「ありがとうございます」を漢字で書くと「有り難うございます」になります。この使い方は正しいので、やや堅い表現をしたい時は漢字を用いると良いでしょう。

しかし「ありがとう御座います」は誤用なので注意が必要。「そこに○○がある」という動詞の丁寧語で使用する時は「○○が御座います」と漢字でも表現できますが、「ありがとうございます」と補助動詞の丁寧語で用いる場合はひらがなを使用するのが一般的です。

(2)感謝の対象を明確にする

メールでは、ちょっとしたニュアンスが伝わりにくいもの。感謝の気持ちを的確に伝えたいなら、感謝の対象を明確にするのがポイントです。何に対するお礼なのかが分かりやすくなり、相手を困惑させることがなくなります。

ただし、「○月○日の~」や「○○の○○の時の~」のような詳細な内容を加える必要はありません。

相手が把握できる範囲で、シンプル表現するように心掛けましょう。

例文

資料整理を手伝っていただき、ありがとうございます。

この度はプロジェクトにご参加いただき、ありがとうございます。

(3)シーンに合わせて言い換え表現を活用する

ビジネスシーンでは「ありがとうございます」を使う場面がたくさんあります。そのため、いくつかのお礼表現を覚えておくと、使用するシーンや相手にぴったりの言葉を使うことができるでしょう。

また、同じメールに「ありがとうございます」が何度も続くとくどい印象にもなります。そんな時のためにも、言い換え表現も交えるのがおすすめですよ。

▶次のページでは、「ありがとうございます」の言い換え表現をご紹介します。

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