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コーチングとは? 定義やメリット&デメリットを解説

武田 麻希

「コーチング」は、社員教育で用いられる指導方法のこと。特に部下を持つ人であれば、その定義や手法は押さえておきたいところですよね。今回は、コーチングの意味や使い方、メリット・デメリットなどを紹介します。

社員教育などで「コーチング」という言葉を聞いたことがある人は多いかもしれません。

しかし、その意味や内容をよく知らない人も多いでしょう。

今回は「コーチング」の意味、「ティーチング」との違い、手法やメリット・デメリットを紹介します。

コーチングとは?

「コーチング」は、社員教育においてよく使われる言葉です。まずは、その意味を調べてみましょう。

コーチング【coaching】

1.運動・勉強・技術などの指導をすること。

2.自分で考えて行動する能力をコーチと呼ばれる相談役との対話の中から引き出す自己改善技術。1990年代に米国で社員育成技法として始まる。

(『デジタル大辞泉』小学館)

ビジネスシーンでは、対話の中から、相手の気付きや答えを引き出す自己改善技術の意味としてよく使われています。

コーチングの定義

「コーチング」は、特別に新しい技術や考え方というわけではありません。

人の力を自然に引き出すのが上手な人が行うコミュニケーション術だったり、成功しているチームや組織のコミュニケーション術だったりを体系化したものとされています。

対話によって、目標達成までに必要なスキルやステップ、課題や生ずる悩みなどについて、本人が気付けるようにサポートを行って、問題解決や自己実現を促す技術のこととされています。

コーチングの起源

1950年代、当時ハーバード大学の助教授だったマイルズ・メイス氏が自身の著書で、「マネジメントにおいてコーチングは重要なスキルである」と述べました。

それ以来、ビジネスの世界で「コーチング」という言葉使われるようになったそうです。

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