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コーチングとは? 定義やメリット&デメリットを解説

武田 麻希

コーチングとティーチングの違い

人材育成に関連する言葉として、「コーチング」と比較されやすい手法として「ティーチング」があります。

ここでは、そんな「コーチング」と「ティーチング」の違いを見ていきましょう。

コーチングとは「相手の自発的な問題解決をサポートすること」

「コーチング」は、一方的に指示するのではなく、相手の自発的な問題解決をサポートする方法です。

コーチングには「答えはその人の中にある」という原則があり、それに基づく手助けを行います。

そのため、基本的には教えたり、助言するといった先導的な行為はしないのが特徴です。

ティーチングとは「相手に答えを与えて目標達成へ導くこと」

一方「ティーチング」は、管理職や指導者などの立場の人が、自身の知識と経験に基づいて、部下や後輩などを目標達成へ導くための指導方法です。

答えは与えず、対話を通して相手が自ら気付くことを促進するのがコーチングですが、ティーチングは上記の図のように、アドバイスや答えを一方通行で相手に伝えていきます。これが、両者の違いです。

次ページ:コーチングのメリットとデメリットは?

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