お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

目上の人に使ってOK? 「かしこまりました」の意味と使い方

uzura

ビジネスシーンで使う「かしこまりました」という敬語は、相手の指示などを受け入れる際の言葉です。では、同じように使われている「承知しました」「承りました」との違いは? 使い方を詳しく解説します。

ビジネスメールや接客でも耳にすることが多い「かしこまりました」ですが、意味や使い方を意識して正しく使えていますか?

今回は「かしこまりました」の意味や使い方から「承知しました」との違いなどを詳しく解説していきます。

他にも類語や例文など、覚えておくとビジネスで役立つポイントを押さえていきましょう。


「かしこまりました」の意味

物事について了承したことを表す「かしこまりました」。目上の相手やお客様に向けて使われる機会の多い言葉です。

そのため、意味を深堀りして、失礼に当たらないビジネスマナーを身につけましょう。

「かしこまりました」は「分かりました」と同じ意味

「かしこまりました」とは「分かる」の謙譲語「かしこまる」の表現を用いた意味になります。

つまり「分かりました」と「かしこまりました」は同じ意味の言葉。

少し違うのは「かしこまりました」は「分かりました」より身分の高い人や目上の人に敬意を払って謹んだ返答を意味するという点です。

そのため、ビジネスで使うならば「分かりました」よりも「かしこまりました」の方がどんな相手にも失礼なく使うことができるのベターな表現と言えます。

漢字で表すと「畏まりました」

「かしこまりました」を漢字で表すと「畏まりました」になります。

正式な書面などでは漢字の「畏まりました」が使われることもありますが、普段のビジネスシーンでは平仮名を使うのが一般的です。

畏まりましたの「畏」という漢字は、訓読みで「おそれる」とも読むことができます。この「畏」という漢字は日常生活で使う機会はあまりなく、相手に送っても一瞬で理解されない場合があるでしょう。

ビジネスシーンでは相手への思いやりを込めて、パッと見た時に一瞬で判断できる平仮名の「かしこまりました」を使うように心掛けましょう。

次ページ:類語「承知しました」「承りました」との違い

SHARE