お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「適宜」の意味とは? 正しい使い方や「随時」との違いを解説

kirara

メールなどでよく使われる「適宜」という言葉。しかし、どのような意味なのか分かりづらいですよね。本記事では、「適宜」の正しい意味や使い方を解説します。

「適宜」という言葉は、ビジネスシーンでよく使われている反面、どのような対応や行動を示しているのか分かりにくい言葉ですよね。

特に、新社会人などビジネス用語に慣れていないと、「適宜」という表現を使うのにためらってしまうことも。

そこで今回は、「適宜」の意味や仕事上での対応、文章の作り方など、「適宜」を使いこなすための情報をくわしく解説します。

「適宜」の意味とは?

メールなどで見かけることの多い「適宜」を正しく理解するために、意味や使い方きちんとチェックしていきましょう。

「適宜」とは状況に合わせた行動をすること

「適宜」とは、「状況や場面に適していること」という意味を持つ言葉。ビジネスシーンでは、「仕事の進捗状況に合わせて行動する」という意味合いで使われています。

そのため、「適宜対応してください」といわれたら、進捗状況やスケジュールとの兼ね合いなど、さまざまな要素を考えて臨機応変に対応する必要があります。

自分で判断することが求められる

「適宜」の意味を理解する上で重要なポイントが、「自分で判断する」という意味が込められていることです。

上司などにその都度連絡して指示をもらうのではなく、仕事の状況から自分で最適な対応を考え実践することが求められています。

具体的な指示がないからといって、何もしないという選択をとらないようにしましょう。

定義が曖昧でトラブルになることも

言葉の意味から分かるように、「適宜」に明確な正解はなく具体的な指示が伴わないことも少なくありません。

そのため、自分にとっては最適な判断や行動であっても、上司の目論見とは合わず適宜対応したのに怒られてしまうことも。

「適宜」は使う方にとっては便利な言葉ですが、言葉を受けた方は求められていることを察して、自ら判断する必要があるのです。

英語では「appropriately」を使用しよう

「適宜」を英語を用いて表現する場合は、「適切な」という意味を持つ「appropriately」を使用するのが良いでしょう。以下、例文です。

例文

・I’ll appropriately confirm it. (適宜確認します)

・I will deal with it appropriately. (適宜対応します)

次ページ:「適宜」を使って文章を作る時の注意点

SHARE