お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
専門家 スキル

【例文あり】適応力の特徴と適切なアピール方法

笹氣健治(心理カウンセラー)

「適応力」。特に仕事では、重要となる場面が多い能力です。今回は転職時に使える「適応力」のアピール方法を心理カウンセラーの笹氣健治さんに紹介してもらいます。例文もあるので、ぜひ参考にしてください。

就活や転職のときの採用面接において「適応力の高さ」をアピールしたいとき、どのようにすれば効果的に伝えられるでしょうか?

そもそも適応力とはなんなのか、適応力はどういう場面で必要なのか、適応力を高めるにはどうすればいいか……このコラムでは、適応力について深く考えてみたいと思います。

適応力とは?

一般的に、適応とは「環境に合うように行動の仕方や考え方を変えること」という意味であり、適応力とは、「そういった適応ができる能力」のことをいいます。

これを仕事に当てはめると、働くうえでの適応力とは「職場環境や仕事内容に合わせて、自分の行動や考え方を適切に変えていける能力」となります。

もう少し具体的にいうと、たとえば転職や配置転換などで新しい職場で働き始めるときに、雰囲気や仕事内容に早く慣れることができて即戦力となる人は、「仕事の適応力が高い」といえます。

また、同僚や上司、取引先の担当者、顧客といったさまざまなタイプの人とうまくやっていける能力も適応力のひとつです。さらに付け加えるなら、職場の人員が減ってしまったとき、ライバル企業が現れたときなど、仕事の環境が厳しくなったときに、その逆境の中でもなんとかして困難を乗り越えていける能力も適応力といえるでしょう。

適応力が高い人は、会社や同僚からとても重宝がられます。今後AIが台頭しビジネス環境がますます厳しさを増してくる中、適応力が高い人は、まさにこれから必要とされる人材なのです。

適応力がある人の特徴

では、適応力が高い人というのは、実際どのような人なのでしょうか? 適応力が高い人の主な特徴を5つ挙げてみます。

1.好奇心旺盛でいろいろなことにチャレンジする

自分の行動や考え方を変えるのは、実はとても難しいことです。人は無意識に安定を求めるので、変化によって一時的に安定が崩れることを恐れて、どうしても従来のやり方や考え方に固執してしまいがちになります。

そんな中でも変われる人とは、好奇心が旺盛で、いろいろなことに興味を持ち、とにかくなんでもやってみようと思える性格の持ち主です。変化を恐れず、むしろ新しい何かに出会えることを楽しめる、それが「適応力が高い人」に共通する一番の特徴です。

2.人懐っこく誰とでも気軽に接する

新しい環境や新しく出会う人に早く適応するためには、自分の殻に閉じこもらず、自ら飛び込んでいく必要があります。

それが自然にできる人は適応力が高いということになります。性格的にはオープンで明るく、人懐っこくて誰とでも気軽に接するのが苦ではないことが重要となります。

3.前向きで楽観的な考え方ができる

自分にとって不慣れで不利なアウェイの環境のとき、自分にできることをコツコツやり続ける姿勢が、早く・うまく適応するためには大切です。それができる人は、たいてい前向きで楽観的な考え方が自然にできています。

「ムリだ」と思ってしまったら何も行動できません。「きっとなんとかなるだろう」と思えることがとても重要になってきます。

4.作業の目的や手順を考えて仕事をしている

新しい職場でも時間が経てば自然に慣れて適応できていくものですが、誰よりも早く適応できる人は、ただ漠然と言われた通りに動いているわけではありません。教えられた手順のひとつひとつの意味を考えながら行動します。

「この作業の目的はなんだろう」、「なぜここでこの手順が必要なのだろう」といったように、ひとつひとつ目的と意味を考えるのです。こうすると、その作業上のポイントを早く掴むことができるので、より早く・より高いアウトプットが出せるようになります。

5.チームや他人のためを考える

適応することは、その職場の戦力になるということです。いくら仕事ができても、職場にトラブルをもたらすようではいけません。

したがって、派閥をつくったり、自分の仕事だけしかやらずまわりが困っていても一切協力しなかったり、自分の意見や考え方を押し通そうとしたり、といった人は適応力が高いとはいえないのです。

職場の空気を読み、働きやすい気持ち良い雰囲気をつくることができる人こそ、「適応力が高い」といえます。そういう人は、チームや他人のために貢献しようという意識が高く、きっとまわりからの信頼も厚いはずです。

次ページ:適応力が求められる場面とは

お役立ち情報[PR]