【時候の挨拶】5月に使える挨拶言葉は? 書き方や例文を紹介
5月の時候の挨拶「シーン別の例文」
時候の挨拶を組み入れた例文を、ビジネス・プライベートそれぞれの場面で、ポイントともに以下に紹介します。
5月に使える例文
ここでは、ビジネスシーンでも作成する機会が多い、案内状とお礼状の例文を紹介します。
案内状(例文)
拝啓 立夏の頃、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素はお世話になりありがとうございます。
さて、このたび下記の通り、「○○」を開催いたします。
(~開催の意図や準備の様子など記す~)
ご多用のことと存じますが、風薫る季節を感じにぜひお出かけくださいますよう、ご案内申し上げます。
敬具
記
「○○」
日時:○○
場所:○○
以上
お礼状(例文)
拝啓 新緑の候、先般は、ご多忙のところ「○○」にご来場賜り、誠にありがとうございました。
(~好評だった様子やうれしかった気持ち、これからの意欲や展望を述べる~)
どうか今後ともご厚誼を賜りますよう心よりお願い申し上げますとともに、ますますのご活躍を願っております。
書中にて失礼ではございますが、お礼まで申し上げます。
敬具
開催後すぐに出す来場のお礼状では、お礼のメッセージで書き出した方が、ストレートに伝わります。
新装オープンの挨拶状
ビジネスの挨拶状には、開店・開業、支店開設、新装、移転、組織変更、担当者変更など、さまざまなものがあります。
4~5月は特に就職、転職、人事異動や組織体制の変更などで人の動きが顕著な月です。
挨拶の言葉を中心に、日頃の感謝や誠意が十分伝わるものにしましょう。
ここでは具体的な例として、新装開店(リニューアルオープン)の案内状の例文を紹介します。
例文
謹啓 若葉の頃、貴社益々ご隆昌の段、お慶び申し上げます。
さて、このたび弊社では、かねてより改装中でご迷惑をお掛けしておりました1階ショップのリニューアルが無事完成いたしました。
つきましては、非接触システムを取り入れた未来型店舗を真っ先にご覧いただきたく、下記の通り、プレオープンデイのご招待を申し上げます。
ご多用とは存じますが、ぜひお出かけくださいませ。スタッフ一同心よりお待ちいたしております。
最後になりましたが、貴社のご発展を心より祈念いたしますとともに、なお一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
敬白
記
日時:令和○年5月○日 (○曜日)午前(午後)○時〜○時
会場: 株式会社○○ 1F
○○県○○市○○町○○丁目○○番地
電話:○○−○○○○−○○○○
※当日は、入退店自由です。お気軽な服装でご都合の良い時間にお越しください。
以上
時候の挨拶の後、まず改装中に迷惑を掛けたことに触れ、新店への期待感を訴求しましょう。
日時や場所などの事務的な内容は、挨拶文と分けて、分かりやすく明示します。
なおその際、ネット上の地図画像を許諾なしに印刷することは、地図情報提供者の利用規約に違反することがあるので気を付けましょう。
贈り物の礼状
贈り物のお礼状は、受け取ったらなるべく早く送りましょう。
また、あまり形式にこだわりすぎても、よそよそしく感じられます。書き出しや結びをマスターしたら、あとは率直に書く方が気持ちも伝わるというものです。
例文
拝啓 夏も近づく八十八夜、お健やかにお過ごしのことと存じます。
このたびは、新茶をお贈りいただき誠にありがとうございます。箱を開けたとたん、茶の香りがぱあっと広がり、宇治の景色が見えるように感じました。家族で楽しみに頂戴します。
こちらはまだ肌寒い日もあるほどで、日本列島は南北に長いのだと改めて感じております。
時節柄、○○さまもお大事にお過ごしくださいませ。書中にて失礼ながら、お礼まで申し上げます。
敬具