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パーソナルスペースの意味は? 人付き合いを円滑にする方法を解説

moeka

「パーソナルスペース」の広さの違い

人によってパーソナルスペースの広さは異なります。性別や性格、年齢など各々が持つアイデンティティによって変化していくのです。

男女での違い

パーソナルスペースの形は男女によって異なります。男性は縦長で前方が長く、横幅が狭い細長い楕円型です。これは、視界に入る正面の範囲が広いことを指します。

対して女性は上下左右均等のほぼ完全円形です。男性と女性を重ね合わせて考えた場合、男性のパーソナルスペース範囲が女性に比べて広いため、女性からは「近づいてもいい範囲」と認識していても、男性からは密接な距離であると感じられることがあります。

それにより、男性側が相手と親密になったと勘違いしてしまうことも。

性格の違い

個人の性格の違いによってもパーソナルスペースの広さが変化します。パーソナルスペースの広い人、狭い人に分けてそれぞれの特徴を確認しましょう。

参考記事はこちら▼

あなたのパーソナルスペースはどうなっている? 10の質問から、自分では気づいていない他人との距離感を探ってみましょう。

パーソナルスペースが狭い人の特徴

パーソナルスペースが狭い人、つまり、人が近づいてくることへあまり抵抗感のない人の特徴を見ていきましょう。主に社交的な人や自分に自信を持っている人、客観的な視点を持っている人が挙げられます。

人と触れ合うことが好きで大勢の中心にいる人物は知り合いや友人が増えるため、密接な関係に慣れて、人と抵抗なく歩み寄ることができます。また、自身の軸がしっかりとしていて、周りに流されにくいため、相手との距離を広く取らなくても安心することができるのです。

他にも他者への依存度が高く相手とべったりするのを好む人が挙げられます。常に人といることを望むため、自然と相手に尽くしている場合があります。自身で物事の判断をすることが苦手で相手に委ねることが多い点や自身のことを何でもかんでも話してしまう点が特徴です。

このように、積極的に相手と関り、密接な関係を築こうとするため、自然とパーソナルスペースが狭くなります。

加えて、スキンシップの多い仕事をしている人は他者と接触することへの抵抗が低くなるため、パーソナルスペースが狭いことが多いです。

パーソナルスペースが広い人の特徴

パーソナルスペースが広い。つまり、相手とは距離をとりたいと思う人の特徴を見ていきましょう。主に人見知りで消極的な人や慎重な人が挙げられます。

また、よく緊張をしたり、警戒心が強かったりします。相手が自身にとって有益な存在であるか見極めたいという思いもあります。

他にも単独行動が好きな人が挙げられます。孤独を苦痛に感じず、1人で集中して打ち込める物事がある人はパーソナルスペースが広いことが多いでしょう。

年齢による違い

18歳以下では、年齢の低い子どもほどパーソナルスペースが狭い傾向にあります。幼い子どもが相手と短い時間ですぐに仲良くなり、遊び始める光景を目にしたこともあるはずです。

それはまだ成長途中であるからです。相手が何を考えていて何を求めているか、相手との距離感はどれぐらいがいいのか理解できておらず、心の動くまま自身のやりたいこと、興味のあることへ近づいていくのです。

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