お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【心理学】初頭効果とは? 初頭効果と新近効果で第一印象UPさせるコツ

高見綾(心理カウンセラー)

親近効果とは

初頭効果とセットで語られることが多い親近効果とは最後に与えられた情報によって、その印象が定着する効果のことを指します。

例えば、カフェで長時間料理が出てこず、クレームを伝えたとします。すると、店長さんが直々に謝罪をしてくれたことで印象が良くなり、またこのカフェに通うようになったというようなケースです。つまり、“終わり良ければ総て良し”状態。

マーケティングにおける新近効果

親近効果は、人間関係やマーケティング、営業などにも効果です。商品を紹介する際、メリットを最後に伝えることで顧客の意識に商品が定着しやすくなり、結果的に購買意欲を高められます。

営業における新近効果

営業に関しては、商談の最後に顧客のニーズを満たす提案ができれば、商談の成立や顧客との信頼関係構築につながるでしょう。

親近効果とは、人間関係を構築する上では大切な心理効果です。最後に印象を残すことが可能な親近効果を理解しておくと、人間関係を構築する際は大いに役立つことでしょう

次ページ:初頭効果と新近効果

SHARE