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嫌いな人と関わらないために実践したい「8つの方法」

池尾千里(心理カウンセラー)

なぜ苦手と感じてしまうの? 「嫌いな人」ができる理由

好き、嫌い、苦手。どれも心が自然に感じるもので、嫌いな相手を好きになることも、その逆もコントロールが難しいものです。

でもどうして、私たちは、嫌いとか苦手とか感じるのでしょうか。その理由としていくつか考えられることがあります。

(1)過去にトラブルがあった人に似ている

過去にトラブルを起こし、トラウマになっている人間関係はありませんか?

そういった相手と性別、年齢が似ているだけでも、苦手意識が生まれやすくなります。過去の経験からこの人ともきっとトラブルになると感じてしまうのです。

つまり、過去の経験からあなたの中で「苦手なタイプ」が確立されてしまっている状況です。

(2)自分と似ている部分がある

自分の中にある、自分が好きではない部分と似たものを持っている人を、私たちはあまり好きになれません。

したがって自分と正反対だから受け入れられないのではなく、自分と似ているから受け入れられないというパターンもあるのです。

あなたが嫌い、苦手だと思っている相手の特徴は、自身の欠点なのかもしれません。

(3)競争が起こっている

相手が何かと争いになるようなことを仕掛けてくる、逆にこちらがライバル視してしまうなど競争関係にある相手のこともなかなか好きにはなれません。

2人の間には、「勝ち負け」の世界が繰り広げられてしまいます。この状態で歩み寄ることは難しいでしょう。

(4)マイルールに反する

私たちには各々マイルールがあり、例えば仕事は一生懸命やるものだと思っていると、平気でサボっている人に腹が立ち、仲良くなろうとは思えないでしょう。

このようにマイルールから外れる相手のことを受け入れるのも難しいはずです。

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