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嫌いな人と関わらないために実践したい「8つの方法」

池尾千里(心理カウンセラー)

嫌いな人にもやってはダメ! NGな行動

「嫌いな人とでも手を取り合って、関係構築をしなきゃ!」と自分の気持ちに負担をかける必要はありません。賢いコミュニケーションで目を背けたっていいのです。

でも、嫌いだからといって、何をしてもいいわけではありません。

社会人として、大人として、人としての振る舞いをきちんと考えましょう。その態度が良いものであることは、味方を作り、あなたを守ることにつながります。

では、嫌いな相手であっても見せてはいけない言動はなんでしょうか。

(1)陰口を言う

嫌いな人に陰口を言われたから自分も言い返す、というのは少々乱暴です。相手を傷付け返していいわけではないし、そうしたネガティブな態度は周囲からの評価も下げることでしょう。

無作為に多くの人に陰口を言いふらすのはNG。どうしても許せず、消化できない時は、信頼できる人たちとのクローズな場所で愚痴をこぼしましょう。

(2)「嫌い」を態度に出す

悪い態度を取ることで「あなたのことが嫌いですよ」という意思を表しているのかもしれませんが、その態度は目の前の相手を不快にさせるだけでなく、周りの人や、あなた自身の気分にも実は悪影響です。

「嫌い」という個人的な感情は、自身の立ち回りでうまく処理して、他人に向けないのが賢いやり方です。

(3)「ごめんなさい」「ありがとう」を出し惜しむ

相手が嫌いな人であれば、素直な気持ちを表現しにくくなるものですが、お詫びが必要な場面や、何かをしてもらった感謝については、きちんと伝えておくのがいいでしょう。「嫌い」という感情で左右されるべきポイントではありません。

自身の感情がバイアスとなり、「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない残念な人にはなりたくないですよね。

次ページ:ストレスをなくすには? 「嫌い」という感情に苦しまない方法

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