愛されたい症候群とは? 特徴や原因・対処法【診断あり】
過剰に「愛されたい」と思ってしまう理由
では、どうして強く「愛されたい」と思ってしまうのでしょうか? その原因に迫ります。
(1)幼少期の愛情不足
赤ちゃんや幼少期の子どもはオムツが濡れたら泣き、お腹が空いたら泣き、欲しい物があればダダをこね、とてもわがままで自由奔放です。
しかし、この時期に「それでも愛される」という体験はとても大切です。自分はありのままで愛される存在であるという体験が薄いと、恋愛をした際にわざと相手を混乱させることをして「こんな私でも好き?」といった相手を試す行動につながりやすくなります。
(2)親からの条件付きの愛情
親にとっての「良い子」でいる時のみしか愛してもらえないという「親からの条件付きの愛情」の中で育つと、自分に自信が持てず、必要以上に相手の顔色を伺う癖がついてしまいます。
そうなると恋愛関係になっても相手の愛情を信じることができず、常に「本当に好き?」といった愛情確認がやめられず、次第にお互いが疲弊していってしまいます。
(3)過去の恋愛にトラウマがある
信頼し、深く愛した人からひどい裏切られ方をした経験から、自分が愛し過ぎると深く傷つくというトラウマが残り、その後の恋愛で相手の愛情と自分の愛情の度合いを測るようになってしまいます。
その結果、自分の愛情を出し惜しみして相手からの愛情だけ欲しがるという自分勝手な恋愛になってしまうのです。
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