「うろ覚え」と「うる覚え」はどちらが正しい? 意味や使い方・類語を例文付きで解説
「うろ覚えの領域」が増えないように意識をすることも大事
いかがでしたか?
「うろ覚え」と「うる覚え」は、「うろ覚え」が正しく、不確かでぼんやりした記憶のことを意味する言葉であると解説しました。
「空覚え」「おぼろげな記憶」など、うろ覚えと似た意味の言葉も紹介したので、“不確かでぼんやりとした記憶”を表現する言い回しは複数あることを理解してもらえたと思います。
冒頭でも述べた通り、人は忘れる生き物です。
現に、読むことはできるけれど書くことのできない漢字は多々あるものですよね。
IT社会はとても便利ですが、全てに頼り切ってしまうと、「うろ覚えの領域」が増えていくように感じます。
例えば、うろ覚えの漢字に出会ったら紙に書いて、目で見て覚え、口で発音して、耳で聞くというように、「うろ覚えの領域」が広がらないよう意識したいですね。
(前田めぐる)