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生理前の便秘解消対策【おすすめの食べ物・過ごし方・便秘薬】

窪麻由美

生理前の便秘は女性ホルモンの影響も

生理の始まる1週間くらい前から現れ、生理が始まると症状が消える便秘はPMSによるものかもしれません。

自分の便秘が何日前から始まるかメモするなどして、生理と関係のある便秘なのかを確認することで、対策をとりやすくなります。

生理前の便秘には食事や運動に気を付け、生活習慣を見直すことによって胃腸の働きを改善することが大切です。

それでも便秘がなかなか良くならず、便秘が続くことでおなかが張って苦しくなったり、気持ちが悪くなったり、食欲低下(食欲不振)になることもありますので、ひどくなる前に便秘薬を服用してもよいでしょう。

ただし、病気が原因で起こる便秘もあるので、しつこい便秘が続くようであれば医療機関を受診しましょう。

(文・構成:株式会社ジーエムジェイ、監修:窪麻由美先生)

※画像はイメージです

参考文献

[*1]Lämås K, et al. Effects of abdominal massage in management of constipation?a randomized controlled trial. Int J Nurs Stud. 2009; 46(6): 759-67.

日本消火器病学会関連研究会 慢性便秘の診断・治療研究会 編「慢性便秘症診療ガイドライン2017」(南江堂), 2017

「病気がみえる vol.9 婦人科・乳腺外科(第4版)」(メディックメディア), 2018

※この記事は2020年12月11日に公開されたものです

窪麻由美

Fika Ladies‘ Clinic フィーカレディースクリニック(東京都中央区日本橋)副院長。順天堂大学医学部附属浦安病院非常勤助教。東京女子医科大学卒業後、順天堂大学医学部附属順天堂医院、順天堂大学医学部附属静岡病院などを経て、2009年に順天堂大学大学院医学研究科を卒業、博士号を取得。医学博士、日本産科婦人科学会専門医、日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター、日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツ医、女性のヘルスケアアドバイザー。

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