お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

「淡々と」の意味は? 使い方や類語を解説

前田めぐる(ライティングコーチ・文章術講師)

「淡々と」は、あっさりとした様子を表す言葉ですが、同じ読み方の「坦々と」や、同義語として誤用されやすい「粛々と」との違いを正しく理解できていますか? そんな「淡々と」の意味や使い方、言い換え表現について、ライティングコーチの前田めぐるさんに解説してもらいました。

「○○さんは淡々と語った」「彼は淡々とした様子だった」の「淡々と」は、あっさりとして、淡白な様子を表します。

同じ読み方の「坦々と」と混同されやすい言葉でもあります。

また、似たような意味を持つ「粛々と」とは、誤用が起きやすいようです。

今回は、それぞれの意味と違いを詳しく解説します。

「淡々と」の意味は「あっさりした様子」

まず「淡々と」を辞書で探すと、「淡淡」が見つかります。

「淡々」の「々」は「ヽ」「ゝ」と同じ繰り返し記号で、前の文字を繰り返すことを意味するので、「淡々」と「淡淡」は同じです。

たんたん【淡淡】
(1)あっさりしたさま。執着のないさま。淡白なさま。
(2)水の静かに動くさま。
(『広辞苑 第七版』岩波書店)

(1)の用例に「淡淡と語る」が掲載されています。

「淡々」に「と」を加えた「淡々と」は、事物の性質や状態がどのようであるかを表す形容動詞です。形容動詞は、名詞を修飾する機能と、述語としての機能があります。

「淡々と」は、色や味わいなどがあっさりしている様子を表しています。また、人の動作や態度が淡白で執着のない様子を表す言葉です。

次ページ:漢字間違いが多い「淡々と」と「坦々と」の違いとは?

SHARE